ハリー ポッター 黒い飛んでるやつの正体と違いを解説

この記事でわかること!
  • ハリー・ポッターに出てくる黒い飛んでいるやつ、正体が何か知りたい
  • 出てきた作品や役割も簡単に知りたい
  • 作品中でのちょっとした謎や経緯も知りたい

ハリーポッターに出てくる「黒いやつの正体」は「ディメンター(吸魂鬼)」か「デスイーター(死喰い人)」のどちらかです

この記事では、ハリー・ポッターに登場する「黒いやつ」の正体を、ディメンターとデスイーターの違いも含めて、わかりやすく解説します

目次

ハリー ポッターに出てくる黒いやつの正体と違い

結論として、黒い飛んでいる存在は「ディメンター(吸魂鬼)」か「デスイーター(死喰い人)」のどちらかです

以下では、それぞれの特徴や登場シーンをもう少し詳しく解説します

ディメンター(吸魂鬼)の特徴と登場シーン

基本情報
  • 初登場:『アズカバンの囚人』ホグワーツ特急内でハリーを襲う
  • 正体:人間や魔法使いではなく、最も忌まわしい生物の1つ
  • 見た目:黒いフードを被った人間のような姿で、肌は腐敗した灰色、眼球はない
  • 能力:楽しい気分や幸せや思い出をひとかけらも残さず吸い取る
  • 対処法:守護霊の呪文のみ

『アズカバンの囚人』の序盤、ホグワーツ特急内でハリーを襲ったのが初登場です

吸魂鬼は地上を歩く生物の中でももっとも忌まわしい生物のひとつだ

ハリーポッターとアズカバンの囚人、リーマス・ルーピン

ディメンターに近づくと楽しい気分や幸せや思い出をひとかけらも残さず吸い取られ、最後はディメンターと同じ邪悪な魂の抜け殻の状態にさせられてしまいます

「ディメンターのキス(吸魂鬼の接吻)」を執行されると、記憶を失くし、からっぽの抜け殻となり、息をするだけの存在となり回復の見込みはありません
※「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」ではダドリーが危うくディメンターからキスされそうになりました

対抗するには「守護霊の呪文」しかありません

その他の情報
  • 目が見えず人の感情を感じ取って近づくので、変装、透明マントも見逃さない
  • シリウスがアズカバンから脱獄できたのは人ではなく犬に変身していたため

またディメンターはヴォルデモートが復活すると闇の陣営側に加担します

ヴォルデモートが復活するとディメンターが闇の陣営側についたため、アズカバンの監視を放棄しました

そのためアズカバンに収容されていたデスイーター(ベラトリックスなど)は脱獄できたのです

デスイーター(死喰い人)の特徴と登場シーン

基本情報
  • 初登場:『炎のゴブレット』クィディッチワールドカップ決勝後の深夜、闇の印を空に打ち上げて騒ぎを起こす
  • 正体:ヴォルデモートに忠誠を誓った闇の魔法使い
  • 見た目:左腕の内側に死喰い人を示す闇のしるしが烙印されている
  • 役割:ヴォルデモートの忠実な従者となり許されざる呪文を使い魔法使いや魔女を従わせ闇の陣営を拡大させる

デスイーター(死喰い人)はヴォルデモートに忠誠を誓った闇の魔法使いたちの総称で、その印として左腕の内側に闇の印(どくろの口からヘビが飛び出しているマーク)が烙印されています

デスイーターの主なメンバー
  • ルシウス・マルフォイ(ドラコ・マルフォイの父)
  • ベラトリックス・レストレンジ
  • ワームテール(ピーター・ペティグリュー)
  • バーティ・クラウチ・ジュニア
  • レギュラス・ブラック
  • セブルス・スネイプ(のちにダンブルドア側につきスパイとして活動)

メンバーは

  • 差別的な純血主義者や野心家(マルフォイ家など)
  • 恐怖心から従う弱いもの(ワームテールなど)

から構成されており、初登場した炎のゴブレット以降、ハリーたちはデスイーターたちとの戦いがメインになっています

ヴォルデモート(トム・リドル)がホグワーツ在学中に彼を慕い、献身的なものたち数人がホグワーツ卒業後に最初のデスイーター(死喰い人)になったのが始まりです

デスイーターはヴォルデモートから信頼や寵愛を受けようと必死になっていますが、実はヴォルデモートはデスイーターのことを敵と同じように情け容赦なく扱っています

死喰い人の多くが、自分はヴォルデモート卿の信用を得ているとか、自分だけが近しいとか、理解しているとまで主張する。その者たちはあざむかれておる。ヴォルデモート卿は友人を持ったことがないし、また持ちたいと思ったこともないと、わしはそう思う

アルバス・ダンブルドア

第一次魔法戦争でヴォルデモートが敗れた際には、死喰い人の多くは犯した罪の責任を取らされないようにするため、潜伏するか、服従の呪文に支配されていたと主張、一部の死喰い人はアズカバンで終身刑を言い渡され、闇の帝王の復活を待つ者もいました

その他の情報
  • 腕の印が熱くなるとヴォルデモートのもとに姿現ししなければならない
  • 純血のふりをしているが、メンバーの大半は半純血でマグル生まれはごくまれな場合を除いて死喰い人にはなれない
  • 一度死喰い人になったものはやめることはできず、死ぬまでヴォルデモートに仕える。逃げ出したものには死が待っている

まとめ:黒いやつは「ディメンター(吸魂鬼)」か「デスイーター(死喰い人)」

ハリー ポッターに出てくる黒いやつの正体は「ディメンター(吸魂鬼)」か「デスイーター(死喰い人)」のどちらかです

それぞれのシーンや役割、ハリーたちとどう関わっているかを知ることで、より作品を楽しめます!

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この記事を書いた人

国公立大学医学部卒。大学時代から社会人の現在まで家庭教師、個別指導などの講師を経験。受験を控えている学生やご家族、成績が上がらず悩んでいる方へ役立つ記事を提供します。

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