- ハリー・ポッターに出てきたウッドって誰だったっけ?
- ハリーとどんな関係があったのか知りたい
- 出演シーンが知りたい

オリバー・ウッドは「賢者の石」から登場しているグリフィンドールのクィディッチメンバーです(当時キャプテン)
この記事では、オリバー・ウッドの基本プロフィールから、ハリーとの関係性、登場シーンやその後の活躍までをわかりやすく解説します
オリバー・ウッドとは?


- グリフィンドールクィディッチのキーパー兼キャプテン
- ハリーより4学年上
- 勝利にこだわる熱血漢
オリバー・ウッドはクィディッチのグリフィンドール寮代表のキー パーでキャプテンです



ハリーより4学年上で、パーシー・ウィーズリーと同じ学年に在籍していました
背が高くたくましい体格をしており、情熱的でとにかく勝利にこだわる熱血漢として知られています
練習前に長いスピーチを行うなど、チームメイトからは頼もしくも少し暑苦しい存在でした
在学中の彼の夢は「クィディッチ優勝杯の獲得」で、最終学年7年生の年(3巻『アズカバンの囚人』)にその夢を実現したとき、感極まって泣き崩れるほどの喜びを見せています
ウッドとハリーの関係性


ウッドは、ハリーがグリフィンドール代表として初めて選ばれたときに直接指導役となった先輩です
クィディッチのルールや役割を丁寧に説明し、試合前の不安を和らげようとしました
映画『賢者の石』では、 初めてのクィディッチの試合で緊張するハリーに、 自分の初試合のときのエピソードを笑いながら語るシーンがあり、先輩らしい親しみやすさが伝わります。
『アズカバンの囚人』では、吸魂鬼に気を失わされたハリーを案じて「君を失いたくなかったんだ」と真剣に心配する場面もあります
「ハリー俺はクリスマスの間色々考えてみた。前回の試合の後だ。判るだろう。もしも次の試合に吸魂鬼が現れたら。つまり。君があんな事になると-その」
ウッドは困り果てた顔で言葉を切りました。要はハリーがまた気を失ったりしたら困ると言いたいのです。ハリーは急ぎ「僕対策を考えてるよ」と応えルーピン先生が吸魂鬼防衛術の訓練をしてくれるとそう言ったのでした。
「ハリーポッターとアズカバンの囚人」
一方で、ハリーがもらったファイアボルトの話題になると大興奮し、冷静さを失う様子も描かれており、クィディッチに対しての情熱で人間味あふれる性格がよく表れています
ウッドの出演シーン


賢者の石
『賢者の石』
マクゴナガル先生にハリーを紹介され、クィディッチチームのキャプテンとしてハリーを迎え入れるところが初登場です



ハリーの初試合前には自らの失敗談を語り、緊張を和らげようとする優しさもあります
僕も初試合のときは緊張した。 (でも) その後は覚えていない。 開始2分で頭にブラッジャーを食らって、 1週間後に医務室で目が覚めた
ハリーポッターと賢者の石
アズカバンの囚人
『アズカバンの囚人』
最終学年であるウッドは悲願の優勝を目指して練習を強化します
また「ファイアボルト事件」での大騒ぎも印象的です
ウッドは「ファイアボルト?まさか!本当か?ほ本物のファイアボルトか?」と言いました。しかしハリーは顔を曇らせ「興奮しないでオリバー。もう僕の手にはないんだ。取り上げられちゃった」とそう答えたんですよね。
ハリーポッターとアズカバンの囚人
ファイアボルトがハリーの手元に届いたとき、マクゴナガル先生は吸魂鬼の件もあり「ファイアボルトに何か呪いがかけられているのでは」と箒を没収し調べることにしました
それをハリーから聞いたウッドはマクゴナガル先生に直接話に行きました
ウッドはチーム練習を週5日に増やしました。ハリーはルーピン先生の吸魂鬼防衛術の練習が週に1回あったので空いた日が1日だけになり一晩で1週間分の宿題を全てこなさなければならないという事になったのでした。
そんなハリーが多忙を極めている時にもウッドは邪魔をして来ました。悪い知らせだとウッドは言いました。マクゴナガル先生にファイアボルトの事で話をしに行って来たそうです。ウッドに対しおかんむりだったそうです。
ウッドはマクゴナガル先生に本末転倒だと言われたんだそうです。ハリーが生きるか死ぬかよりクィディッチ優勝杯のほうが大事だと思っているんじゃないかってマクゴナガル先生にウッドは言われてしまったのだそうです。
「俺はただスニッチを捕まえた後だったら君が箒から振り落とされたって構わないってそう言っただけなんだぜ」
ハリーポッターとアズカバンの囚人
謎のプリンス(名前のみ)



クィディッチの熱血ぶりはチームメイトの語り草となっており、6巻では会話の中で登場しました
ケイティ・ベルとロンが呪いや毒に倒れ、 ジョージが「(いくらスリザリン生でもグリフィン ドール) クィディッチ・チームを殺っちまおうなんて (思う) やつはいないだろう」と考え込んだときは、 「ウッドなら別だ。やれるもんならスリザリンのやつらを殺っちまったかもな」と彼を引き合いに出してフレッドが訂正しました
ハリーポッターと謎のプリンス
死の秘宝
ホグワーツ最後の争いでは、クィディッチの元チームメイトのアンジェリーナ・ジョンソン、ケイティ・ ベル、アリシア・スピネットと共にヴォルデモートを倒すために参戦してきました
また、争いで命を失ったコリン・クリービー達を大ホールに運ぶネビルを手伝った場面も描かれています
ウッドはその後どうなった?


1994年「ハリーポッターとアズカバンの囚人」でホグワーツを卒業したウッドは、クィディッチのプロチーム「パドルミア・ユナイテッド」に入団します
二軍選手として活躍を続けましたが、その後の詳細な描写は多くありません
しかし、最終巻『死の秘宝』ではホグワーツの最終決戦に再登場し戦死した仲間コリン・クリービーの遺体を運ぶ姿が描かれています
最後まで仲間思いで勇敢な人物だったことが伝わる場面です
また、家族については多く語られていませんが、クィディッチW杯の際にハリーへ両親を紹介したエピソードがあります
まとめ|ウッドの魅力をおさらい
オリバー・ウッドは、熱血で真っすぐなクィディッチキャプテンでした
ハリーにとっては最初にクィディッチの世界を教えてくれた先輩であり、チームを優勝に導いた努力家でもあります
卒業後もプロ選手として夢を追い続け、最終決戦では勇敢に戦う姿を見せました
映画では登場が限られているため印象が薄くなりがちですが、原作を読むと彼の熱血ぶりや仲間への思いがより鮮明に描かれています
知れば知るほど、単なる脇役ではなく「グリフィンドールの誇り」を体現した存在だとわかるでしょう