夏休みで差がつく!受験勉強時間の完璧プラン

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高校3年生

よし!部活も終わったし夏休みは毎日勉強するぞーー!

kyoko

良い意気込みだね!でも気を付けて!今まで勉強習慣がなかった人は長時間勉強できずに夏休みを無駄に過ごしてしまう危険があるよ!

高校3年生

確かに定期テスト勉強期間も計画通り勉強できたことない・・

kyoko

全国にいるライバルに負けないように今回は夏休みに長時間勉強できる秘訣を教えるよ!しっかり勉強して成績を上げていこう!

この記事を書いた人
  • 神戸大学現役合格
  • 家庭教師経験5年以上
  • 長崎県出身
  • 現在香川県在住
目次

夏休みで大学受験成功が決まる

夏休みは「受験の天王山」と言われるくらい、受験生にとって非常に大事な時期です

約40日というまとまった休みは、学力を飛躍的に向上させるための絶好のチャンスです

普段の学校生活では時間が限られていますが、夏休みは自分のペースでじっくりと勉強に取り組むことができます

この期間を有効に活用することで、志望校合格の可能性が大きく高まります

この時期にしっかり勉強を頑張れた人とそうでない人の差は受験合格に大きな影響を与えます

しかし今まで1日に長時間勉強する習慣がない人は夏休みをうまく活用できずに過ごしてしまう人がいるのも事実です

40日と聞くと時間があるように感じ、ダラダラ過ごしてしまう人も多いのではないでしょうか

ですが、共通テストの科目を全て勉強しようとすると各科目に充てられる時間はそう多くありません

共通テスト科目例
  • 国語
  • 英語
  • 数学ⅠA
  • 数学ⅡB
  • 理科1-2科目(生物、化学、物理、地学)
  • 社会1-2科目(地理、日本史、世界史、倫理、政治経済)

文系理系で受験科目の違いはありますが、国公立大学志望の人であれば7-8科目受ける人が大半です

そうなると夏休みに勉強できる時間は1科目5日程度しかありません

5日で高校1-2年までの復習、苦手分野の克服、過去問演習をしなければいけません

この夏休みの期間、勉強から逃げずに続けられた人が、全国にいるライバルに勝ち、志望校合格という結果を手にすることができるのです

夏休みの頑張りが秋以降の伸びにつながる

夏休み中にしっかりと学習できた受験生は、秋以降に間違いなく成績が伸びます

夏休みに基礎固めができていると、応用問題への理解も深まり、今まで解けなかった問題も解けるようになります

また苦手科目を夏休みにしっかり克服することで全体的な底上げができ、不安要素も取り除けます

そうなると他の科目の勉強にも時間を割くことができ、秋以降に共通テスト対策、二次試験対策も余裕をもって取り組むことができるでしょう

秋からは模試や過去問演習が中心になりますが、ここでの得点力向上は夏休みの学習の成果が大きく影響します

夏休みに集中して学習したことで、秋以降の模試で良い結果が出ると自信がつきます

これにより、さらにモチベーションが上がり、受験本番に向けて良いサイクルが生まれます

夏休みの努力が秋以降の飛躍に繋がることを意識して、毎日の学習に取り組みましょう

夏休み1日の勉強時間の目標は?

駿台予備学校が実施した合格者アンケートによれば、高校3年生が夏休みに勉強する平均時間は、1日7.6時間だそうです

全国のライバルたちが平均8時間程度勉強するということを考えると、そのライバルに勝つためには少なくとも8時間以上は必要です

難関大学を目指している人、今のままでは志望校合格できない人は10~12時間勉強を目指しましょう

大切なのは集中できる時間を増やすこと

勉強時間を増やすことも重要ですが、それ以上に集中できる時間をいかに確保するかがポイントです

ただ机に向かってダラダラ時間を過ごすだけでは勉強をしたことにはなりません

集中して勉強できる時間を8-12時間作ることが大切です

皆さんも、「今日結構勉強したのに、あまり身になってないな・・」という経験ありませんか?

私もテスト勉強で朝から1日勉強していたのに全然身についていないという経験がありました

もちろんその結果、テストの結果もそんなによくありませんでした

つまり「勉強する時間×集中力」が非常に大切ということです

集中力が高い状態で学習することで、効率よく知識を吸収することができます

そのためには、自分に合った勉強法や環境を見つけ、集中力を維持するための工夫が必要です

夏休みに長時間勉強するための秘訣

ここからは長時間集中して勉強するためのポイントを5つ紹介します

メリット
  • 朝早く起きる
  • 睡眠はしっかりとろう
  • 外で勉強する
  • 科目の順番を工夫する
  • 休憩時間の取り方

朝早く起きる

夏休みの勉強時間を確保するためには、朝早く起きる習慣を身につけることが重要です

午前中にどれだけ勉強できるかが長時間勉強するためのポイントです

休みになると朝はゆっくり起きたい気持ちが出てきますが、そこで起きられないと、その時点でライバルと差がつきます

1日8-12時間勉強するためには午前中の勉強時間が非常に大切です

朝6-7時くらいには起きておきましょう

朝の時間帯は頭が冴えており、集中しやすい傾向があります

同じ1時間でも朝と夜では問題集の進み具合が全く違います

早起きして朝の涼しい時間に勉強を始めることで、一日のスタートを切りやすくなります

また実際の入試も朝早く起きなければいけないので、それの練習も含めて朝早く起きて試験が始まる時間までには勉強を始めておきましょう

睡眠はしっかりとろう

長時間勉強するためには、十分な睡眠を確保することが欠かせません

睡眠不足は集中力の低下や学習効率の悪化を招きます

毎日一定の睡眠時間を確保し、質の良い睡眠を取ることで、翌日の学習に備えることができます

睡眠時間は8時間はとりたいので夜22時には寝るようにしましょう

夜更かしを避け、早寝早起きを心がけて、健康的な生活リズムを維持しましょう

この時期はスマホ断ち、SNS断ちもすることをオススメします

スマホやSNSは気付いたら時間が経つことが多く、睡眠不足や睡眠の質の低下を招きます

習慣になっている人にとっては辛いかもしれませんが、受験勉強にとっては「百害あって一利なし」です

今のちょっとした息抜き(SNS)と、受験合格どちらを手に入れたいかしっかり考えて行動しましょう

ライバルは全国にいます

外で勉強する

勉強は自宅よりも外でした方が集中力が継続しやすいです

家にいるといつでも休憩できる環境になり、周りの目も気にならないため、ついついサボってしまいます

またせっかく朝早く起きても勉強開始までにダラダラしてしまうなんてこともあります

朝起きたらすぐに外出して勉強する場所に向かいましょう

オススメの勉強場所
  • 図書館
  • 学校
  • 塾の自習室

出来れば周りに同じように勉強している人が多い空間で勉強する方が集中力が続きます

塾の自習室が開いているのであれば、朝1番に行く、ライバルよりも早く行くなどモチベーションを維持する理由を持っても良いでしょう

身近にいるライバルに勝てないようでは全国のライバルに勝つことはできません

他にも友達と待ち合わせして図書館や学校で勉強するというのも良いと思います

科目の順番を工夫する

長時間勉強する際には、科目の順番を工夫することが大切です

先ほども説明しましたが、午前中が最も集中力があり、そこからは段々と下がっていきます

そのため午前中には苦手科目や読解力が必要な科目を中心に勉強し、夕方や夜は単語の暗記系などの単純作業がオススメです

他には最後に過去問を解くというのもオススメです

過去問などの演習はあっという間に時間が過ぎるので、最後60分、90分を過去問解いて終わるのもキリがよく、達成感があります

その場合、丸付け、解答解説は翌日の午前中に読むようにしましょう

集中力が切れている状態で解説を読んでも頭に入らないので、解説は集中力がある午前中にするようにしましょう

また、得意科目と苦手科目を交互に配置することで、飽きずに学習を続けることができるのでオススメです

自分にとって最適な学習順序を見つけ、計画的に学習を進めましょう

休憩時間の取り方

長時間勉強するためには、適度な休憩が欠かせません

休憩を取ることで、集中力を回復させることができます

休憩のときに大事なのは「頭を休ませる」ということです

つまりスマホやゲーム、テレビなどをみるのはNGです

休憩となるとスマホでSNSをみてしまう人が多いですが、液晶画面をみるのは頭を休ませるどころか逆効果となってしまいます

休憩時間には軽い運動をする、目を閉じてリラックスするなど、体と心をリフレッシュさせる工夫をしましょう

目を温める「めぐりズム」なども目が休まり効果が高いです

机の上で目を閉じて寝るだけでも効果があります

休憩時間の取るタイミングですが、取り方には個人差があります

例えば、ポモドーロ・テクニックという、25分勉強して5分休憩を取るといった方法が効果的とよくいわれています

他にも授業のように「45~60分ごとに10分休憩する」、「午前中は休憩なしで勉強する」など自分に合った休憩の取り方を見つけると良いと思います

自分に合う休憩の取り方を見つけ、長時間勉強できるように工夫しましょう

夏休みの1日のスケジュール例

夏休みの1日のスケジュールを立てることで、効率よく学習を進めることができます

以下に例を挙げます(1日11時間勉強する場合)

6:00 起床・朝食
早起きして、朝食をしっかりと摂ります。

7:00~9:00 数学(2時間)
頭が冴えている朝の時間に、集中力が必要な数学を勉強します。

9:00~9:15 休憩
短い休憩を取り、リフレッシュします。

9:15~11:15 英語(2時間)
続けて英語の学習に取り組みます。リスニングや単語暗記など、バランスよく勉強します。

11:15~11:30 休憩
再び短い休憩を取り、次の科目に備えます。

11:30~12:30 国語(1時間)
午前中の最後に国語の勉強をします。読解問題や古文の復習に取り組みます。

12:30~13:30 昼食・休憩
しっかりと昼食を摂り、午後の学習に備えて休憩します。

13:30~15:30 理科(2時間)
午後は理科の学習に集中します。実験の原理や公式の暗記など、具体的な内容に取り組みます。

15:30~15:45 休憩
休憩を取り、リフレッシュします。

15:45~17:45 社会(2時間)
歴史や地理の勉強をします。地図や資料集を活用して、ビジュアル的に覚える工夫をします。

17:45~18:00 休憩
夕方の休憩を取り、リラックスします。

18:00~19:00 運動・夕食
軽い運動をしてから夕食を摂ります。

19:00~21:00 自由学習・復習(2時間)
自分のペースで自由に学習します。復習や過去問演習に取り組みます。

21:00~22:00 リラックスタイム
リラックスタイムを過ごし、就寝に備えます。

22:00 就寝
早めに就寝し、翌日に備えます。

集中力が切れてきたら・・

集中力が切れてきたときの対策を3つ紹介します

メリット
  • 勉強する場所を変える
  • 軽食をとる
  • 最後に過去問を解く

勉強する場所を変える

集中力が切れてきたと感じたら、勉強する場所を変えることで気分転換を図りましょう

図書館やカフェなど、環境を変えることで新たな刺激を受け、集中力を取り戻すことができます

軽食をとる

軽食を取ることで、エネルギー補給と気分転換ができます

コンビニなどで甘いものや軽いお菓子を食べることで、血糖値を上げ、集中力を回復させる効果があります

私はおにぎりやホットスナックが好きなので、よく買って食べていました

特に、長時間勉強する際には、適度な軽食が効果的です

食べ過ぎると眠くなるので、「ちょっとだけ食べる」ことを意識しましょう

最後に過去問を解く

勉強の締めくくりに過去問を解くことで、実戦力を養い、達成感を得ることができます

過去問を解くことで、実際の試験に慣れるとともに、自分の理解度を確認することができます

これにより、次の勉強の計画を立てる参考になります

過去問を最後に解いた場合は、解答解説や翌日にするようにしましょう

自分だけでは難しいと感じたら・・

もし、自分だけで勉強を進めるのが難しいと感じたら、家庭教師やオンラインの学習サポートを利用するのも一つの方法です

プロの指導を受けることで、効率的に学習を進めることができ、夏休みを有意義に過ごせるはずです

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夏休み受験勉強:まとめ

夏休みは、大学受験に向けて最も重要な時期です

この期間を有効に活用することで、志望校合格に大きく近づくことができます

計画的な学習、集中力の維持、適度な休憩を取り入れることで、効率的に学習を進めましょう

夏休みの努力が秋以降の成績向上につながり、自信を持って受験に臨むことができます

自分だけでの学習が難しいと感じたらプロの力を借りるのもおすすめです

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この記事を書いた人

国公立大学医学部卒。大学時代から社会人の現在まで家庭教師、個別指導などの講師を経験。受験を控えている学生やご家族、成績が上がらず悩んでいる方へ役立つ記事を提供します。

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