- ワームテールって誰?
- なぜ“ワームテール”なんて呼ばれていたの?

ワームテールはピーター・ペティグリューのあだ名です
この記事では、ワームテールの正体やあだ名の由来、ワームテールの性格などを、わかりやすく整理して解説します
ワームテールとは?本名はピーター・ペティグリュー
ワームテールとは、ハリーポッターシリーズに登場するキャラクター、ピーター・ペティグリューのあだ名です
彼はホグワーツ時代、ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピンと親友関係にあり、特にジェームズとシリウスを崇める存在でした
卒業後は不死鳥の騎士団に加わりますが、臆病な性格と自己保身のため、最終的にはヴォルデモート側に寝返り、ポッター夫妻を裏切ってしまいます
また、変身魔法を使いネズミ「スキャバーズ」として長期間潜伏したことでも知られています
なぜワームテールと呼ばれたのか?
ワームテールというあだ名は「マローダーズ」のコードネームとして付けられました
マローダーズとは、
- ジェームズ・ポッター
- シリウス・ブラック
- リーマス・ルーピン
- ピーター・ペティグリュー
4人のグリフィンドール生、クラスメートで結成したグループの名前です



ルーピンは狼人間だったため、月に1回は狼人間として夜を過ごす必要がありました
マローダーズは彼を支援するために動物もどきを習得し、ジェームズは牡鹿(プロングス)、シリウスは黒い犬(パッドフッド)、ピーターはネズミ(ワームテール)に変身しました
ピーターは小柄なネズミだったため、叫びの屋敷の入口である暴れ柳を宥める役割が与えられていました
あだ名の「ワームテール(Wormtail)」は、ピーターがネズミに変身する能力に由来しています
Wormは英語で「(ミミズのような細長い) 虫」を意味し、ミミズみたいな尻尾(tail)のついた動物(=ネズミ)に変身するところから、命名されました
また、この名前には象徴的な意味もあります。
- 虫けらのように臆病な人間
- 虐げられたみじめな存在



作者JKRはこの名前について、「妹はネズミが大嫌いで、特に尻尾が気持ち悪いと言っていたのがヒントになりました」と話しています
ワームテールの性格・特徴から読み解くキャラクター像
ワームテールは臆病で自己保身的な性格が際立ちます
- 親分に従うことを好み、強い人のそばで安全を確保
- 危険を避けるため、忠誠心よりも生存を優先
- 友人関係より自己保身を選ぶ裏切り者
この性格が、ポッター夫妻の秘密をヴォルデモートに漏らす原因となり、物語の悲劇につながります
また、変身能力を用いて12年間スキャバーズとして隠れるなど、臆病さとずる賢さが際立ったキャラクターです
まとめ:ワームテールという名前が示すもの
ワームテールという名前は、ピーター・ペティグリューの性格や人生の象徴とも言えます
- 臆病で自己保身を優先する性格
- ネズミに変身する能力による潜伏生活
- 名前自体が、裏切り者としての象徴になっている
名前と性格、行動が一体となって、ハリーポッターシリーズにおけるワームテールの存在感を形作っています









