- ハリー・ポッターのダンスパーティーが出てきた作品
- ダンスパーティーまでの流れ
- ハリー、ロン、ハーマイオニーの心情

ダンスパーティーは「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に出てきます
この記事では、ハリー・ポッターのダンスパーティーが登場する作品とシーンの概要から、当日の出来事の流れ、ハリー・ロン・ハーマイオニーそれぞれの心情までを、わかりやすく解説します
ハリー・ポッターの「ダンスパーティー」はどの作品のどんなシーン?


ダンスパーティーが登場するのは『炎のゴブレット』
ハリー・ポッターシリーズでダンスパーティーが描かれるのは、第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』です
ハリーが4年生の年、三大魔法学校対抗試合の開催中に行われクリスマス恒例の舞踏会として登場します
シリーズの中でも、「戦い」ではなく人間関係や感情が大きく動くシーンとして印象に残っています
三大魔法学校対抗試合の伝統行事として開かれた舞踏会
このダンスパーティーは、三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)の正式な伝統行事です
- ホグワーツ
- ダームストラング
- ボーバトン
この3校が集まる大会では、第一の課題後、クリスマスに舞踏会を開き、代表選手とそのパートナーが最初に踊ることが決まりになっています


時期はクリスマス、ホグワーツ城で行われた
ダンスパーティーは、
- 1994年12月25日 夜8時〜12時
に開催されました
会場となったホグワーツの大広間は、
- 銀色の霜に覆われた壁
- 星がきらめく天井
- ヤドリギや花綱の装飾
と、普段の学校とはまるで別世界のような雰囲気に変わります
なぜ『炎のゴブレット』でダンスパーティーが描かれたのか?
このダンスパーティーは、ただのイベントではなく複雑な感情が現れています
物語の中では、
- 思春期のぎこちなさ
- 恋心や嫉妬
- 友人関係のズレ
を一気に表に出すための重要なシーンとして描かれています
ここからハリーたちは、「子ども」から「少し大人」へと踏み出していきます
ダンスパーティー当日の出来事を簡単に振り返る
パートナー探しに苦戦するハリーとロン
ダンスパーティーを前に、ハリーとロンはパートナー探しに大苦戦します
- ハリーは勇気を出してチョウ・チャンを誘う
→ すでにセドリックと約束済みで断られる - ロンは勢いでフラー・デラクールに声をかけて撃沈
そこでハーマイオニーに声をかけると「既に先約がいる」と断られますが、ロンは嘘をついていると思い込みます
ロンはハーマイオニーをじっと見た。それからまたニヤッと笑った。「オッケー、オッケー。僕たち、君が女の子だと認める」ロンが言った。「これでいいだろ?さあ、僕たちと行くかい?」「だから、言ったでしょ!」ハーマイオニーが本気で怒った。「ほかの人と行くんです!」そして、また、ハーマイオニーは女子寮のほうへ、さっさと行ってしまった。「あいつ、嘘ついてる」ロンはその後ろ姿を見ながらきっぱりと言った。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
結局、ハリーとロンはパチル姉妹と参加することになりますが、どこか気持ちは晴れません
予想外の組み合わせで現れたハーマイオニー
パーティ当日、会場に現れたハーマイオニーは、周囲を驚かせます
- ビクトール・クラムと一緒に登場
- 髪は優雅なシニョン
- 淡い色のドレスローブ
普段の姿からは想像できない変化に、ハリーは言葉を失い、ロンは戸惑いと動揺を隠せません
その目が、ふとクラムの隣にいる女の子を捕らえた。ハリーの口があんぐり開いた。ハーマイオニーだった。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
楽しいはずの夜が気まずい空気になる理由
ダンスパーティーは、楽しい夜になるはずでした
しかし実際は、
- ハリーとロンはパートナーに冷たい態度
- ロンはハーマイオニーとクラムの関係に苛立つ
- 口論が起き、気まずい空気に
結果として、友情にヒビが入る夜になってしまいます
ハーマイオニーが叫んだ。優雅なシニョンはいまや垂れ下がり、怒りで顔が歪んでいる。「ああ、そうかい?」ロンが叫び返した。「言えよ。何だい」「こんどダンスパーティがあったら、ほかの誰かが私に申し込む前に申し込みなさいよ。最後の手段じゃなくって!」ハーマイオニーが踵を返し、女子寮の階段を荒々しく上っていく間、ロンは水から上がった金魚のように、口をパクパクさせていた。ロンが振り返ってハリーを見た。「まあ」ロンは雷に打たれたような顔でブツブツ言った。「つまり――要するにだ――まったく的外れもいいとこだ――」
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
クリスマス・ダンスパーティーのカップル一覧
- ハリー・ポッターとパーバティ・パチル
- ロン・ウィーズリーとパドマ・パチル
- ビクトール・クラムとハーマイオニー
- セドリック・ディゴリーとチョウ・チャン
- ネビル・ロングボトムとジニー・ウィーズリー
- ドラコ・マルフォイとパンジー・パーキンソン
- フレッド・ウィーズリーとアンジェリーナジョンソン
- ロジャー・デイビースとフラー・デラクール
- シェーマス・フィネガンとラベンダーブラウン
- ハグリッドとマダム・マクシーム
- ステビンズとミス・フォーセット
ハリー・ロン・ハーマイオニーの心情はどう描かれていた?
ハリーの心情|チョウへの想いと不器用さ
ハリーは、チョウに断られたことで自信を失い、パーティでも心から楽しめませんでした
ダンスよりも、「うまくいかない恋」への戸惑いが強く残ります
「よかったら――よかったら、僕とダンスパーティに行かない?」ハリーは言った。 どうしていま、僕は赤くならなきゃならないんだ? どうして? 「まあ!」チョウも赤くなった。「まあ、ハリー。ほんとうに、ごめんなさい」チョウはほんとうに残念そうな顔をした。「もう、ほかの人と行くって言ってしまったの」 「そう」ハリーが言った。変な気持だ。いまのいままで、ハリーの内臓は蛇のようにのたうっていたのに、急に腹の中が空っぽになったような気がした。 「そう。オッケー」ハリーは言った。「それならいいんだ」 「ほんとうに、ごめんなさい」チョウがまた謝った。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ロンの心情|嫉妬と未熟さが爆発した夜
ロンは、ハーマイオニーを「当たり前の存在」だと思っていた分、クラムと一緒にいる姿を見て感情が爆発します
- 嫉妬
- 自分の未熟さ
- 素直になれない気持ち
が一気に表に出た夜でした
ハーマイオニーの心情|期待と失望、そして大人への一歩
ハーマイオニーは、誰よりも前から舞踏会を楽しみにしていました
しかし、
- ロンに軽く扱われたこと
- 「最後の手段」のように誘われたこと
に深く傷つきます
それでも彼女は精神的に一段大人になるきっかけを掴みます
まとめ:ハリー・ポッターシリーズの中でダンスパーティーが持つ意味とは
子どもから大人へ変わる瞬間を描いた象徴的シーン
ダンスパーティーは、ハリーたちが初めて直面する恋・嫉妬・すれ違いを描いた場面です
- 魔法よりも、人の心のほうが難しい。
そんな現実を突きつけられる夜でした
人間関係のズレが物語後半へつながっていく
この夜に生まれた感情のズレは、後のシリーズにも静かにつながっていきます
だからこそ、ハリー・ポッターのダンスパーティーはただのイベントではなく、忘れられないシーンとして多くの人の記憶に残っているのです









