- 闇の魔術とは何か
- なぜ「闇」と呼ばれているのか
- 作中に登場する闇の魔術の具体例
- 闇の魔術と防衛術の違い

闇の魔術とは、他者を傷つけたり支配したりすることを目的とし、使う側の心や魂さえも蝕んでいく魔法です
この記事では、闇の魔術の基本的な意味から、作中の具体例や危険性までを、わかりやすく解説しています
闇の魔術とは何か?
闇の魔術とは
- 他者に苦痛を与えたり
- 支配したり
- 殺傷すること
を目的とした邪悪な呪文や術の総称です
最も厳しく取り締まれているのは「禁じられた呪文」です
ただ必ずしも「闇の魔術=悪」となるわけではなく、どう使うかが重要視されています
なぜ「闇の魔術」と呼ばれるのか?
- 他者を傷つける・支配することを目的としている
- 使用者自身の心や魂を蝕む危険がある
他者を傷つける・支配することを目的としている
闇の魔術の多くは、防御や補助ではなく、攻撃・拷問・支配を目的としています
特に危険とされるのが「許されざる呪文」で、これらは使った時点で重罪になる魔法です
使用者自身の心や魂を蝕む危険がある
闇の魔術が「闇」と呼ばれる理由は、相手だけでなく、使う側も壊していく点にあります
闇の魔術にのめり込むほど冷酷さや残虐性が増していくとされています
スラグホーンが「闇も闇、真っ暗闇の術だ」と語った分霊箱はその象徴であり、スネイプも学生時代に闇の魔術にどんどんのめり込んでいったという過去があります
作中に登場する闇の魔術の代表例



ここでは実際に作中に登場した闇の魔術を紹介していきます
禁じられた呪文
最も有名なのが、禁じられた呪文(許されざる呪文)の3つです
- 相手を殺す(アバダケダブラ)
- 苦痛を与える(クルーシオ)
- 意思を完全に操る(インペリオ)
といった効果を持ちます
これらは
- 強力だから禁止されているのではなく
- 目的そのものが邪悪
なため魔法界でも最も重く罰せられます



ハリーの両親は
・ヴォルデモートから「アバダケダブラ」により殺害
ネビルの両親は
・ベラトリックスから「クルーシオ」により拷問を受け正気を失う
どちらも「禁じられた呪文」により家族を壊されました
相手を傷つける呪文
禁じられた呪文以外にも相手を傷つける闇の呪文があります
- セクタム・センプラ
相手を切り裂く魔法 - ラングロック(舌縛り)
相手の舌を口内の奥に貼り付ける - リベラコーパス(身体浮上)
足首から逆さ吊りにする



リベラコーパスは学生時代にスネイプが考案したとは知らずに生徒の間で流行っていました
他にも「ハリー・ポッターと死の秘宝」では必要の部屋でクラッブが放った闇の呪文として
- 悪霊の火
並外れた大きさの消せない炎を発生させる呪い
が登場しています
悪霊の火は制御することは極めて困難で、水をかけても消すことはできません
闇の魔術がかけられた道具
闇の魔術は、人に対してだけでなく物にもかけることができます
闇の魔法がかけられたものに触れると苦しみを与えたり、命を脅かす場合もあります
- 分霊箱(ホークラックス)を作る
殺人をすることで、自分の魂を引き裂き自分の体の外にある物に隠すことができる
分霊箱を作るには、考えられる限り最も邪悪な闇の魔法が使われます
分霊箱を作るには殺人を犯さなければならず、ヴォルデモートのように不滅の命に執着し、愛に飢えた魔法使いだけが作ろうとします
分霊箱を作るということは
- 殺人を犯すだけでなく
- 自分の欲望のために犠牲になった人の命を利用する
ということであり、どちらも卑劣な行いとされています
分霊箱を作ることで理論上は、「より不死に近くなる」とされていますが『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のなかでホラス・スラグホーンは以下のように語っていました
「……トム、それを望む者は滅多におるまい。滅多に。死のほうが望ましいだろう」
ハリー・ポッターと謎のプリンス



その他にも以下のような闇の魔法道具があります
- 輝きの手
「秘密の部屋」に登場
しなびた不気味な手。これにろうそくなどを持たせると、その手を持った者の視界だけを照らし、暗闇のなかでも周囲を見渡すことができる - 呪いのネックレス(オパールのネックレス)
「謎のプリンス」に登場
少なくとも19人のマグルの手に渡っており、彼らは例外なく呪いによって殺された。マルフォイがダンブルドアに送ろうとするも失敗
これらは夜の闇横丁(ノクターン横丁)の「ボージン・アンド・バークス」で売られていました
精神や意思に干渉する魔法
闇の魔術は、身体ではなく心そのものを攻撃する形でも現れ、相手の自由意思を奪う行為は、作中で特に危険視されています



代表的な魔法は次の通りです
- 開心術(レジリメンス)
本来は相手の心を読み取るための魔法。
しかし、無理やり記憶や感情を暴き、精神を傷つける使い方をすれば闇の魔術となる
相手の心を読み取ったりする魔法も、使い方次第で闇の魔術になります
重要なのは、魔法そのものではなく「どう使うか」であり、開心術自体が闇ではありませんが、支配や侵害を目的とした時点で闇に傾きます
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」ではハリーがヴォルデモートに開心術で見せられた幻覚が原因となって、最終的にシリウスの死につながってしまいました
その他にも死喰い人が使用する闇の呪文として
- モースモードル
空に闇の印を作る呪文、ヴォルデモート考案
があり、死喰い人は自身が犯行したことを示すためにこの呪文を使って証拠を残しました
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」ではバーティ・クラウチ・ジュニアがクィディッチワールドカップの試合後にこの印を打ち上げました
闇の魔術は誰でも使える魔法なのか?
技術的には使えてしまう魔法
作中では、学生であっても闇の魔術を使えてしまう場面があります



セブルス・スネイプは、学生時代から闇の呪文を考案していました
そしてスネイプが作った闇の魔術「セクタム・センプラ」をハリーがどんな呪文か知らずにマルフォイに唱えていたこともあります
使うほど戻れなくなる危険性がある
闇の魔術は、使うたびに心のブレーキが壊れていく魔法です
その結果、「気づいたら戻れなくなっていた」という魔法使いも多くいます
ヴォルデモートは分霊箱の魅力にどんどん取りつかれ、気付けば7個(1個は意図せず作られたハリー)も作っていましたし、スネイプも闇の魔術にどんどんのめり込み学生時代に多くの闇の呪文を考案していました
闇の魔術と「闇の魔術に対する防衛術」の違い
闇の魔術は「攻撃・支配」
闇の魔術は
- 相手をねじ伏せ
- 従わせ
- 壊すため
の魔法です
力を誇示することが目的になりやすく、使うほど孤立していきます
防衛術は「守る・耐える・抵抗する」
一方、闇の魔術に対する防衛術は、生き残るための魔法です
だからこそ、ホグワーツでは闇の魔術そのものを教えることは禁止されており防衛術だけを学ばせています
まとめ:闇の魔術とは何だったのか?
闇の魔術とは、強い魔法ではなく、使うことで人を壊していく魔法です
相手を傷つけるだけでなく、使った本人の心や魂までも蝕んでいきます
だからこそ、魔法界では厳しく禁じられ、防衛する術だけが教えられているのです









