- ハリーの家系図、先祖に誰がいるのか
- ハリーとヴォルデモートの血縁関係

ハリーの先祖は死の秘宝の最初の持ち主であるペベレル兄弟の子孫であり、ヴォルデモートとは遠い親戚にあたります
この記事では、ハリーの家系図、ブラックの家系図の主要部分のみわかりやすく整理し、主要キャラとのつながりをシンプルに解説します
ハリー・ポッターの家系図をざっくり解説
「ハリー・ポッター」シリーズには、魔法使い同士の血縁関係が数多く登場します
ハリーの先祖には誰がいる?
ハリーの家系は、「死の秘宝」の物語にも深く関わる魔法家系であるペベレル家につながっています
ペベレル家は“死の秘宝の最初の持ち主”であり、ハリーの父方(ポッター家)のルーツでもあります


ハリーはイグノタス・ペベレルの子孫で、死の秘宝の1つである透明マントはイグノタスから代々受け継がれハリーの手に渡りました
- イグノタスのはその息子に
- そしてその娘イオランテ・ペベレルに
- 彼女は後にハードウィン・ポッターと結婚
それ以降透明マントは、ポッター家の長男に代々受け継がれ、ハリーへと渡りました



魔法界はとても狭い世界で、ほとんど全ての家系が何かしらのカタチでつながっているそうです
ハリーとヴォルデモートは血縁関係にあった
実はハリーとヴォルデモートは、遠い親戚にあたります
実は、ヴォルデモートも死の秘宝の持ち主ペベレル家の血を引いているのです


- ヴォルデモートの母の家系:ゴーント家 → スリザリン → ペベレル家
- ハリーの家系:ポッター家 → ペベレル家(イグノタス・ペベレル)
ヴォルデモートの母は、純血の魔女メローピー・ゴーントで、ゴーント家はスリザリン家とペベレル家の血を受け継いでいます
ヴォルデモートはサラザール・スリザリンの末裔ということは知られていましたが、実は死の秘宝の持ち主であるペベレル家の血も継いでいました
ふたりはほぼ“枝分かれの果て”の血縁ですが、「死の秘宝」をめぐる運命的な関係は、同じ先祖を持つことが背景にあります
J.K.ローリングは、ハリー・ポッターとヴォルデモートの関係について、2007年にブルームズベリー社が行ったライブチャットでこのように語っています
「ハリーとヴォルデモートはふたりともペベレル家の子孫で、遠い親戚なの。もちろん、何百年も家系図を遡れば、ほとんど全ての魔法使いは遠い親戚にあたるのだけど。『ハリー・ポッターと死の秘宝』で分かった通り、ペベレル家の血をひく家系は、魔法界には多いということね」
2007年にブルームズベリー社が行ったライブチャット
ブラック家の家系図をざっくり解説
ブラック家は、魔法界でもとくに古い純血の家系で、シリウス・ブラックをはじめ、シリーズに多くの人物が登場します
ブラック家は「純血主義」を掲げていたため、結婚関係・親戚関係が複雑に絡み合っています
ブラック家の血筋の主要キャラクター一覧
ブラック家の血縁は物語でも重要な立ち位置です。ここではシリウス・ブラックを軸に主要キャラクターがシリウスとどのような関係かお伝えします
- シリウス・ブラック(本人):ハリーの名付け親、ブラック家で初めてスリザリンではなくグリフィンドールへ
- レギュラス・ブラック:シリウスの弟、死喰い人だったが分霊箱破壊を試みた
・ベラトリックス・レストレンジ
・ナルシッサ・マルフォイ
・アンドロメダ・トンクス
は三姉妹でシリウスの従妹にあたります
- ベラトリックス・レストレンジ:ヴォルデモートの忠実な配下、シリウスを殺害
- ナルシッサ・マルフォイ:ドラコ・マルフォイの母、ベラトリックスの妹
- アンドロメダ・トンクス:マグルと結婚し、ブラック家から勘当される
シリウスの実弟『レギュラス・ブラック』は謎のプリンス~死の秘宝にかけて重要な人物として登場します
シリウスを殺したベラトリックス・レストレンジは実はシリウスの従妹で、ヴォルデモートの忠実な死喰い人として何度も登場します
ベラトリックスの妹であるナルシッサはハリーの同級生ドラコ・マルフォイの母親であり、作品終盤で登場します
同じくベラトリックスの妹であるアンドロメダはマグルと結婚したため「純血主義」であるブラック家から勘当、アンドロメダの娘であるニンファドーラ・トンクスは不死鳥の騎士団のメンバーであり、同じくメンバーのリーマス・ルーピンと結婚しています
他にもロンの母モリー・ウィーズリーはブラック家と親戚関係であったりとブラック家は様々な家系とつながりがあるのです
「聖28一族」とは?
「聖28一族」とは、1930〜40年代に匿名で出版された“純血の魔法使い家系一覧”のことです
魔法界で“純血”を重視する一部の勢力が、自分たちの血統を誇示するために作ったとされています
しかし、「魔法族の先祖がマグルと結婚していなければ魔法界は絶滅していただろう」と考える魔法使いからは「聖28一族」という考え方は、冷ややかな目で見られていました
「聖28一族」には
- ブラック家
- マルフォイ家
- ロングボトム家
- ウィーズリー家
- ゴーント家
などが含まれています
ポッターという名字は、マグルに多いと言われており、ハリーの一族が純血一族のリストに載らなかった理由を、J.K.ローリングは以下のように語っています
「最も信頼のおけるリストと言われている『純血一族一覧』を匿名で編集した人物は、ポッター家をさかのぼると汚れた血を持った人物がいるのではないか、と疑っていたのよ」
https://www.warnerbros.co.jp/harrypotter/feature/o6ht29eos/
まとめ:家系図で“主要人物との関係”を知るとより深く楽しめる
ハリー・ポッターの世界では、人間関係や血縁が物語の鍵を握っています
とくに、ハリーとヴォルデモートが遠い親戚であることや、ブラック家が物語全体を裏で支えている構造を理解すると、シリーズがさらに味わい深くなります
魔法界はとても狭い世界で、ほとんど全ての家系が何かしらのカタチでつながっています
しかし、シリウスとベラトリックスのように同じ家系出身でも、全く異なる魔法使いになるのだということも教えてくれています









