- ゴイルってどんなキャラ?
- 最後、ゴイルはどうなったの?

ゴイルとはハリーたちと同学年のスリザリン生でドラコ・マルフォイの取り巻きとして登場しています
この記事では、「ハリーポッター ゴイルとは誰か?」という疑問に答えながら、人物像や役割、そして最後の結末をわかりやすく解説します
ゴイルとは誰?【スリザリンの生徒でマルフォイの取り巻き】


グレゴリー・ゴイルは、ハリーと同学年のスリザリン生です
大柄で筋肉質、ちょっと鈍そうな見た目をしていて、ドラコ・マルフォイの取り巻きとして常にクラッブと並んで登場します
また父親はゴイル・シニアで作品終盤では死喰い人としてヴォルデモート側としてハリーたちと戦います
- フルネーム:グレゴリー・ゴイル(Gregory Goyle)
- 所属寮:スリザリン
- 父親:ゴイル・シニア(死喰い人)
- 特徴:巨漢・ぶっきらぼう・マルフォイの腰巾着
ゴイルの人物像
ゴイルは「意地悪なばかりか頭も悪い」という典型的な取り巻きキャラです


- 体格は大きいが頭はあまり良くない
- マルフォイのそばで威嚇したり笑ったりしてマルフォイの援護をする
- 食い意地が張っていてトラブルを起こすことも多い
- 勉強は苦手
- 5年生からクイディッチのビーターをしている



食い意地が張っているため、それによるトラブルが作品中では度々描かれています
2年生(秘密の部屋)ではハリーとロンがポリジュース薬でクラッブとゴイルに扮し、ドラコ・マルフォイがスリザリンの後継者かどうかを確かめようとします
ハリーたちは毒入りケーキを用意し、それをクラッブとゴイルは何も疑わずにそのケーキを食べ気絶してしまいます
他にも1年生(賢者の石)の時にはロンの蛙チョコを奪おうとしてスキャバーズに噛まれたりもしています
女子からの人気もなく、炎のゴブレットの際のクリスマスダンスパーティのパートナーも見つけられないなど、少し哀愁のあるキャラでもあります
ゴイルの登場シーンと活躍





ゴイルはクラッブと並んで、ハリー達の敵役として度々登場します
- 2年生:ハリーとロンがポリジュース薬でクラッブとゴイルに変身し、スリザリン談話室へ潜入
- 5年生:アンブリッジの「尋問官親衛隊」に参加
- 5年生以降:クィディッチのビーターとして試合に出場
- 6年生:マルフォイの命令で変身し、必要の部屋を見張る役を担当
- 最終巻:ホグワーツの戦いでハリーたちと必要の部屋で戦闘
意外と出番は多いものの、活躍というより「敵側の脇役」として場を盛り上げる役割が大きいキャラです
ゴイルは最後どうなった?【原作と映画の違い】





ゴイルの最後は原作と映画で異なります
原作の場合
原作では、『ハリー・ポッターと死の秘宝』のホグワーツの戦いにて、マルフォイ、クラッブ、ゴイルの3人で登場します
ハリーが必要の部屋に『レイブンクローの髪飾り』を探しに行くと、そこにマルフォイら3人が現れ、そこでハリーたちと戦うことになります
クラッブはハーマイオニーに死の呪いをかけようとしたり、自分では制御できない『悪霊の火』を作り出して、必要の部屋を燃やしてしまいます
炎から逃げ出せずにいたマルフォイら3人ですが、マルフォイとゴイルはハリーたちに助けられ何とか脱出することに成功します
しかし、クラッブは自分の作った『悪霊の火』の中に落ちて死んでしまいます
『悪霊の火』は、分霊箱を破壊することが出来る数少ない手段の一つです
- クラッブ:炎に巻かれて死亡
- マルフォイ、ゴイル:ハリーたちに助けられて生存
⇒ゴイルは原作では「ハリーたちに助けられたが、その後どうなったかは不明」という終わり方です
映画の場合
映画版では原作と異なります



その背景としてクラッブ役の俳優が降板したため、ゴイルが代わりに「悪霊の火」を放つ役になりました
必要の部屋に現れたのもマルフォイ、クラッブ、ゴイルの3人ではなく、マルフォイとゴイル、同じくスリザリンの寮生であるブレーズ・ザビニの3人となっています
ハリー達と対峙した時からドラコに不意打ちを促したり、直後にアバダケダブラを繰り出すなど、原作終盤でのクラッブの性格を引き継いだ役割となっています
非常に危険な魔法「悪霊の火」をゴイルが展開するも、能力不足から制御不能となり部屋中を火の海にしてしまいます
ドラコとブレーズ・ザビニと共に雑貨や用具の山を登って脱出を図りましたが、持ち手が崩れて滑落したゴイルは絶命してしまいました
その後ドラコとブレーズ・ザビニはハリーたちに助けられます
- ゴイル:炎に巻かれて死亡
- マルフォイ、ブレーズ・ザビニ:ハリーたちに助けられて生存
⇒ゴイルは映画では「自分が放った「悪霊の火」の中に落ち死亡」という終わり方です
まとめ
ゴイルは、マルフォイの取り巻きとしてシリーズを通して登場する脇役キャラです
巨体と鈍さが特徴で、クラッブとともに「悪役の小物感」を演出しました
またゴイルの最後は原作と映画で異なっています
- 原作:最終決戦で生き残るが、その後は不明
- 映画:必要の部屋で死亡する
結末は原作と映画で異なりますが、どちらも「印象に残る脇役」として物語を彩ったことは間違いありません