- 秘密の部屋のあらすじ~結末
- 秘密の部屋の正体
- ハリーが疑われた理由
- トム・リドルの正体とヴォルデモートとの関係

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ではヴォルデモートの過去「トム・リドル」が大きな関わりを持っています
この記事では、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のあらすじを、できるだけわかりやすく・コンパクトにまとめています
物語の流れはもちろん、なぜ石化事件が起きたのか、秘密の部屋の正体など気になる点も含めて解説しています
結論:『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は「ホグワーツに隠された恐怖の正体」を巡る物語
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は、ホグワーツに古くから伝わる「秘密の部屋」の伝説が現実となり、その正体が明かされる物語です
物語の軸はシンプルで
- 学校で起こる正体不明の事件
- 疑われるハリー
- 裏で動いていた“本当の犯人”
一見すると怖い事件が続きますが、最後には「なぜ起きたのか」「誰が操っていたのか」がはっきりします
ハリー・ポッターと秘密の部屋の全体あらすじ
①夏休み、ハリーに届く不吉な警告
夏休み中のハリーのもとに、屋敷しもべ妖精ドビーが突然現れるところから始まります
ドビーは必死にこう警告します
- ホグワーツに戻ってはいけない
- 戻れば恐ろしいことが起きる
しかしハリーは理由を知らされないまま、結局ホグワーツへ戻ることを選びます
②ホグワーツで起こる“石化事件”
新学期が始まってしばらくすると、生徒や猫が次々と石のように固まる事件が発生します
- 呪文でも完全に治らない
- 共通点が分からない
学校中に不安が広がり、「秘密の部屋が開かれたのでは?」という噂が立ち始めます
- コリン・クリービー:グリフィンドール1年生
- ジャスティン・フィンチ‐フレッチリー:ハップルハフ2年生(ハリーと同級生)
- ほとんど首なしニック:グリフィンドールのゴースト
- ミセス・ノリス:フィルチのペット
- ハーマイオニー:ハリーの親友
③秘密の部屋が開かれたと噂される理由
ホグワーツには昔から、創設者サラザール・スリザリンが隠した部屋があるという伝説がありました
その部屋には、
- スリザリンの継承者しか開けられない
- 中には怪物が眠っている
と言われていたのです
石化事件は、その伝説と一致していました
④疑われるハリーと深まる謎
事件が続く中で、ハリーはある“特殊な能力”を持っていることが知られます
それが 蛇語(パーセルタング) です
- 蛇の話す言葉
- サラザール・スリザリンとその子孫が話せる
魔法界では蛇語を操る能力は闇の魔術につながるものと考えられている
さらに、
- 壁に書かれた不気味な文字
- 事件現場に居合わせることが多い
これらが重なり、ハリーは周囲から疑いの目を向けられるようになります
⑤ジニー失踪と秘密の部屋の正体
事件が最高潮に達したとき、ロンの妹ジニー・ウィーズリーが行方不明になります
ハリーとロンは、これまでの手がかりを元に、秘密の部屋の入り口が 嘆きのマートルの女子トイレ にあることを突き止めます
⑥ハリーが知る衝撃の真実と結末
秘密の部屋の最奥で、ハリーは トム・リドル と名乗る少年に出会います
そこで明かされる真実とは
- 怪物の正体:秘密の部屋に棲みつくバジリスク
- ジニーはトム・リドルに操られていた
- リドルの本当の姿:16歳のときのヴォルデモート
ハリーは命がけの戦いの末、怪物バジリスクを倒し、事件の元凶を断ち切ります
秘密の部屋で登場する主要キャラクター


ジニー・ウィーズリー|物語の鍵を握る人物
・ロン・ウィーズリーの妹
・グリフィンドール1年生
学校生活の中で、荷物の中にあったトム・リドルの日記に心を許したことで操られてしまいます



ジニー本人に悪意はなく、知らないうちに事件を引き起こしていました
ルシウス・マルフォイ|日記を忍ばせた張本人
ハリーの宿敵、ドラコ・マルフォイの父親であり、ジニーの荷物にトム・リドルの日記を忍ばせた張本人です



また屋敷しもべ妖精ドビーの主人でもあります
ルシウスは以前ヴォルデモートから日記を渡され「これが秘密の部屋を再び開かせる物になるだろう」と言われていました
しかし、その後ヴォルデモートが失墜したため、ルシウスは自分の計画のためにこれを利用しようと考え、ジニーの荷物に日記を入れました
- ライバルのアーサー・ウィーズリーを失墜させる
- ダンブルドアをホグワーツから追放
- 自分とヴォルデモートとの繋がりを示す不利な物証を片付ける
序盤と最後のみの登場ですが、今回秘密の部屋を開くきっかけになった人物です
トム・リドル|正体不明の少年
トム・リドルは、日記の中に残されたヴォルデモートの16歳の記憶です
親切で知的に見えますが、その目的は物語後半で明らかになります
ドビー|ハリーを止めようとする屋敷しもべ妖精
ドビーは、マルフォイ家に仕える屋敷しもべ妖精です
- ホグワーツが危険だと知っていた
- ハリーを守るために嫌われ役を引き受けた
彼の行動はすべて、ハリーを守るためでした
ギルデロイ・ロックハート|自信過剰な闇の魔術防衛術の教師
クィレルの後任として、闇の魔術に対する防衛術の先生になった先生です
人気作家で派手な先生ですが、実力はほとんどなく、実績は嘘で固められていました
物語ではそのポンコツぶりを発揮しており、事件解決にもほとんど役立ちませんでした
嘆きのマートル|女子トイレに棲みつくゴースト
マートルは、3階の女子トイレに棲みつくゴーストです
学生時代に亡くなり、その後トイレに棲みついていましたが、実は今回の事件と繋がっていました
- 秘密の部屋の入り口を知る存在
- 過去の事件の被害者
という重要な役割を持っています
秘密の部屋とは何だったのか?|伝説・石化事件・正体をまとめて解説


秘密の部屋は、
- サラザール・スリザリンが作った隠し部屋
- 中には怪物バジリスクが眠っていた
という場所です
ホグワーツの創設者の一人、サラザール・スリザリンが城内に作った隠された部屋で、中にはスリザリンの継承者のみが操ることのできる巨大な毒蛇の怪物 (バジリスク) が棲んでいました
長いあいだ伝説の部屋と考えられていましたが、1943年にトム・リドルが、1992年にジニー・ウィーズリーが開けました
- 部屋の入り口は3階のマートルの女子トイレの中
- 手洗い台の蛇口に向かい、蛇語で「開け」と言うと手洗い台が動き出す
ホグワーツには純血の子供のみが入学を許されるべきだと考えたスリザリンは、魔力を持つ者なら誰でも入学できるというグリフィンドールの思想と対立して学校を去りますが、離れる前に「秘密の部屋」 を城内に作り、自分の真の継承者以外は開けることができないよう蛇語で密封しました
- 自身の継承者が秘密の部屋の封印を解き、純血以外(半純血、マグル)の生徒を追放させる
バジリスクは、
- 直視すると即死
- 間接的に見ると石化
という性質を持っていました
1943年の際にはマートルが直接目を合わせてしまい亡くなってしまいましたが、1992年「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では全員が間接的に見たため「生徒が石化する」という事件が起きました
秘密の部屋で明かされる重要な真実


トム・リドルの正体とヴォルデモートとの関係
トム・リドルの正体は、若き日のヴォルデモートです
日記は分霊箱として作られており、再び秘密の部屋を開けるために過去の自分を保存していたのです
スリザリンが秘密の部屋を作ってから千年以上後、ホグワーツ在学中のトム・リドル(ヴォルデモート) が、秘密の部屋を開けることに成功しました
その結果バジリスクが数人の生徒を襲い、嘆きのマートルを死亡させました
トム・リドルはその事件の犯人をハグリッドに仕立て上げ、事件が解決したように装いましたが、ダンブルドアはトム・リドルの監視を強めたことで再度秘密の部屋を開けることを断念します
トム・リドルは秘密の部屋の探索に費やした年月を無駄にしないよう日記を残し、分霊箱にして16歳の自分をその中に保存しました
いつか自分の足跡を追った者がサラザール・スリザリンの計画を最後までやり遂げることができると考えたからです
この事件が今後の物語に与える影響
この事件をきっかけに、
- 分霊箱の存在
- ヴォルデモートの過去
が物語の重要テーマとして浮かび上がります
よくある疑問Q&A|秘密の部屋が分かりにくい理由
犯人は結局誰だったの?
秘密の部屋の犯人は複雑で、複数人が関わっています


- 部屋を開けた犯人:ジニー・ウィーズリー
- ジニーを操っていた犯人:トム・リドル(ヴォルデモート)
- 日記を忍ばせた犯人:ルシウス・マルフォイ
秘密の部屋を開けた直接の犯人は、トム・リドルに操られたジニーですが、本人にその意図はありませんでした
バジリスクを解放し生徒を襲った黒幕はジニーを操っていたトム・リドルで、更にその日記をジニーの荷物に忍ばせたのはドラコの父親ルシウス・マルフォイでした
そのため、結局誰が犯人だったのかわかりづらくなっています
なぜ死者が出なかったの?
バジリスクは直接目を合わせると死んでしまいますが、直接目を見なければ石にされてしまいます
今回の事件では誰もバジリスクを直視していなかったため死なずにすみました
- コリン・クリービー:カメラのレンズ
- ジャスティン:ほとんど首なしニックを通して
- ほとんど首なしニック:元々死んでいたため二度は死ねない
- ミセス・ノリス:水面
- ハーマイオニー:鏡
などを通して見ていたため、石化で済みました



ハーマイオニーは事件の真相に気付き、「マグル生まれの自分も狙われるかもしれない」と鏡を持ち歩いていたため死なずにすみました
秘密の部屋はもう二度と開かれない?
ハリーがバジリスクを倒し、日記(分霊箱)を破壊したことで、同じ形では二度と開かれることはなくなりました
まとめ|秘密の部屋は「恐怖」と「正体」を知る物語
『秘密の部屋』は、
- 怖い事件の連続
- しかし最後は理由がすべて分かる
という構成の物語です
「あの事件は何だったの?」
「誰が操っていたの?」
ということがわかるとより作品を楽しめます






