- ハリー・ポッターに登場する「蛇語」とは?
- 蛇語を話せる人の特徴
- ハリーが蛇語を話せた理由
- ハリーが途中から蛇語を話せなくなった理由

蛇語はスリザリンの子孫だけが使える能力で、ハリーが話せたのはヴォルデモートの能力が一部移ったからです
この記事では、ハリー・ポッターに登場する蛇語の意味や特徴、ハリーとの関係についてわかりやすく解説しています
ハリー・ポッターに出てくる「蛇語」とは何か?


蛇語とは、蛇と会話するための言葉で、「パーセルタング(Parseltongue)」とも呼ばれています
蛇語を話している人の声は、蛇語を知らない人には「シューシュー」という音にしか聞こえません
しかし、蛇語を話せるものや蛇にとっては意味のある言葉で、意思疎通だけでなく行動を制御することも可能です
蛇語を話せる人の特徴とは?


蛇語を話せる人には、はっきりした特徴があります
- サラザール・スリザリンとその子孫の能力
- 血筋によって受け継がれる
- 蛇または蛇のような彫刻に対してのみ話せる



魔法界の中でも蛇語を話せる人はほぼいません
「それがどうかしたの? ここにはそんなことできる人、掃いて捨てるほどいるだろうに」「それが、いないんだ」ロンが言った。 「そんな能力はざらには持っていない。ハリー、まずいよ」 「何がまずいんだい?」
ハリー・ポッターと秘密の部屋
蛇語を話すことで有名なのがホグワーツ創設者の一人である「サラザール・スリザリン」です
彼とその子孫は、代々蛇語を話せることで知られており、パーセルタングとして知られているのはハリーを除いてスリザリンの子孫のみです
そのため魔法界では、
- 「蛇語=スリザリンの血=闇の魔法に近い」
というイメージが強く残っています
「問題になるのよ」ハーマイオニーがやっとひそひそ声で話し出した。 「どうしてかというと、サラザール・スリザリンは、ヘビと話ができることで有名だったからなの。だからスリザリン寮のシンボルがヘビでしょう」 ハリーはポカンと口を開けた。 「そうなんだ。今度は学校中が君のことを、スリザリンの曾々々々孫だとかなんとか言い出すだろうな……」ロンが言った。 「だけど、僕は違う」ハリーは、言いようのない恐怖に駆られた。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
スリザリンの子孫であるヴォルデモートもこの能力を受け継いでおり
- 在学中にバジリスクを解放⇒生徒を襲う
- 「秘密の部屋」でジニーを利用してバジリスクを再度解放⇒生徒を襲う
など、パーセルタングの能力を使ってバジリスクを操っていました
蛇語(パーセルタング)を話せる人はパーセルマウスと呼ばれ、
- トム・リドルが話した蛇語をハリーが聞き取れたこと
- ゴーント家が会話にほとんどパーセルタングしか使わなかったこと
から、パーセルマウス同士でも話し合うことができるとされています
パーセルタングは大抵、蛇か蛇の形をした彫刻のような物と顔を合わせたときのみ使用できますが、ゴーント家のように熟練したものなら普段から蛇語を使うことができます
ハリーはこっそり蛇語を話そうとした。が、言葉が出てこなかった。ヘビと顔を見合わせないと話せないらしい。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリーはもう一度ヘビを見た。本物のヘビだと思い込もうとした。首を動かしてみると、蝋燭の明りで、彫物が動いているように見えた。 「開け」もう一度言った。 言ったはずの言葉は聞こえてこなかった。代わりに奇妙なシューシューという音が、口から出た。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
なぜハリーは蛇語を話せたのか?


結論から言うと、ハリーは本来、蛇語を話せる存在ではありません
ハリー・ポッターが蛇語を話せた理由は、幼少期にヴォルデモートに襲われたことが原因です
そのとき、
- ヴォルデモートの魂の一部(分霊箱)がハリーの中に入り込み
- 蛇語の能力もハリーに流れ込んだ
のです
つまりハリーは、
- 生まれつきの蛇語使いではなく
- ヴォルデモートの力が影響して話せていただけ
というとても特殊な例でした
「きみはたしかに蛇語を話せる。なぜなら、ヴォルデモート卿が――サラザール・スリザリンの最後の子孫じゃが――蛇語を話せるからじゃ。わしの考えがだいたい当たっているなら、ヴォルデモートがきみにその傷を負わせたあの夜、自分の力の一部をきみに移してしまった。もちろん、そうしようと思ってしたことではないが……」
ハリー・ポッターと秘密の部屋
蛇語は闇の魔法なのか?危険な能力なのか?
蛇語そのものは、闇の魔法ではありません
ただし、
- スリザリンの能力
- ヴォルデモート
- 秘密の部屋
- バジリスク
といった要素と結びつくことが多いため、魔法界では「この言葉を操る能力は闇の魔術に繋がるもの」と考えられています
このことから、
- 蛇語=悪ではなく
- 使う人次第の能力
だとわかります
蛇語は習得できるのか?
基本的には、蛇語は習得できません
理由はとてもシンプルで、
- 蛇語は言語というより「魔法的な才能」
- 生まれつき備わるものだから
です
例外として、ロンがハリーの真似をして蛇語の音を再現し、秘密の部屋を開いた場面があります
ただしこれは、
- 意味を理解して話しているわけではない
- あくまで「音を真似しただけ」
という特殊なケースです
普通の人が蛇語を自由に使いこなすことはできません
「でも、どうやってあそこに入ったんだ?」 ハリーは、牙とロンを交互に見つめながら聞いた。「蛇語を話さなきゃならないのに!」 「話したのよ!」ハーマイオニーが囁くように言った。「ロン、ハリーにやってみせて!」 ロンは、恐ろしい、喉の詰まるようなシューシューという音を出した。 「君がロケットを開けるとき、こうやったのさ」ロンは申し訳なさそうに言った。「ちゃんとできるまでに、何回か失敗したけどね、でも」ロンは謙遜して肩をすくめた。「僕たち、最後にはあそこに着いたのさ」
ハリー・ポッターと死の秘宝
なぜハリーは途中から蛇語を話せなくなったのか?
理由は明確で、ヴォルデモートに一度倒された際にハリーの中にあった分霊箱が消えたからです
魂の一部と一緒に、蛇語の能力も失われました
これは、
- ハリーが本来の自分に戻った
- ヴォルデモートとのつながりが断たれた
ことを示す、物語的にとても重要な変化でもあります
まとめ:ハリー・ポッターの蛇語が意味するものとは
蛇語は、
- 蛇と話せる特別な能力
- 主にスリザリンの血筋に受け継がれる才能
です
そしてその力を失ったことは、ハリーが闇から解放され、自分自身の人生を歩み始めた証でもあります
蛇語は単なる設定ではなく、ハリーとヴォルデモートの関係性を象徴する能力だったのです









