- ハリーたちが乗っているホグワーツ特急乗り場
- 名前の由来、乗り場への行き方
- 「9と3/4番線」が登場する主なシーン
- マグルからの見え方

ホグワーツ特急が出発する乗り場はキングズ・クロス駅の「9と3/4番線」で魔法使いのみが入れる場所です
この記事では、ホグワーツ特急の乗り場「9と3/4番線」について、なぜ「9と3/4番線」なのか、どうやってそこへ行くのか、作中でどんな場面に登場するのかといったポイントを、わかりやすく解説します
結論|ホグワーツ特急が出発するのは「9と3/4番線」
ハリー・ポッターたちがホグワーツへ向かうときに乗るホグワーツ特急は、ロンドンのキングズ・クロス駅にある「9と3/4番線」から出発します
毎年9月1日の午前11時、ホグワーツ生はこの乗り場から汽車に乗り、ホグワーツ魔法魔術学校へ向かいます
なぜ「9と3/4番線」なのか?
理由①|9番線と10番線の間にある“魔法使い専用の入口”だから



9と3/4番線は、普通の9番線や10番線とは別に新しく作られた番線ではありません
キングズ・クロス駅の9番線と10番線のあいだにある壁(柵)の向こう側に、魔法使いだけが行けるプラットホームとして存在しています
つまり、
- マグル(一般人)には普通の壁に見える
- 魔法使いには入口として機能する
という、隠された場所なのです


理由②|魔法使いとマグルの世界を分ける必要があるから
魔法界は、マグルの世界と完全に切り離されているわけではありません
しかし、誰でも簡単に行き来できてしまうと大混乱が起きてしまいます
そのため、
- 知っている人だけがたどり着ける
- 自信を持って行動しないと入れない
という仕組みとして、「9と3/4番線」という半端な番号が使われています
作者のJ.K.ローリングも「9と3/4番線はハリー・ポッター・シリーズ特有のひねり」と言い、
- 魔法界への入り口は、簡単に時空を超えるようなものにはしたくなかった
- 知識さえあれば見つかる場所にしたかった
と語っています
9と3/4番線はどうやって行くの?
壁を通り抜けると9と3/4番線にたどり着く
9と3/4番線へ行く方法はとてもシンプルです
- 9番線と10番線の間にある壁に向かって
- 立ち止まらず
- 自信を持って
- まっすぐ歩く
すると、そのまま壁を通り抜けて9と3/4番線に到着します
途中で怖がったり、ぶつかるのをためらったりすると、うまく通れないとされています
なぜ壁を通り抜けてもマグルに気づかれないのか?



魔法使いが壁を通り抜けてもマグルが不思議に思わないよう、細かな工夫がされています
硬い壁の中から一度にたくさんの生徒が飛び出すとマグルが驚くので
- 一気に大人数が出入りしない
- 駅員や車掌がタイミングを確認しながら
- 数人ずつ、間隔をあけて通る
といった形で、自然に人が行き来しているように見せているのです
作中での9と3/4番線の主なシーン
9と3/4番線は、物語の中で次のような場面に登場します
- 『賢者の石』で、ハリーが初めて魔法界へ足を踏み入れる場面
- 『秘密の部屋』では入口が閉ざされ、通れなくなってしまう
「ハリー・ポッターと賢者の石」ではどうやって9と3/4番線に行けば良いかわからないハリーに対してロンの家族がちょうど現れ、行き方を教えてくれます
「どうやってプラットホームに行くかってことね?」 おばさんが優しく言った。ハリーはうなずいた。「心配しなくていいのよ。九番と十番の間の柵に向かってまっすぐに歩けばいいの。立ち止まったり、ぶつかるんじゃないかって怖がったりしないこと、これが大切よ。怖かったら少し走るといいわ。さあ、ロンの前に行って」
ハリー・ポッターと賢者の石
物語の中では、「魔法界への入り口」を象徴する場所として描かれています
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では9と3/4番線に行こうするハリーとロンですが、ドビーの策略により壁が通り抜け出来ずホグワーツ特急に乗り遅れてしまいます
二人はカートの取っ手の下に屈み込み、柵をめがけて歩いた。スピードが上がった。一メートル前からは駆けだした。そして―――、 ガッツーン。 二つのカートが柵にぶつかり、後ろに跳ね返った。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
よくある疑問|9と3/4番線Q&A
普通の人が見たらどう見えている?
マグルから見ると、9と3/4番線はただの壁にしか見えません
9と3/4番線の存在もマグルは知りません
そのため「ハリー・ポッターと賢者の石」でハリーが車掌にホグワーツ特急のことを聞いても知らないと怪訝な対応を取られてしまったのです
駅員はホグワーツなんて聞いたことがないと言うし、どのへんにあるのかハリーが説明できないとわかると、わざといいかげんなことを言っているんじゃないかと、胡散臭そうな顔をした。ハリーはいよいよ困り果てて、十一時に出る列車はないかと聞いてみたが、駅員はそんなものはないと答えた。
ハリー・ポッターと賢者の石
存在を知られないように、マグルの注目を集めないことが大事で、9と3/4番線に出入りする際は自然な人の流れの中に溶け込むよう少しずつ時間を置いて移動するように注意しています
実際の駅にも9と3/4番線は存在する?
実際のキングズ・クロス駅に、本当に9と3/4番線があるわけではありません



ただしキングズ・クロス駅というのは実在します
イギリスのロンドン中心部にある主要鉄道ターミナルで映画の撮影も実際のキングズ・クロス駅で行われました


ただし、
- 映画ではキングズ・クロス駅の4番線と5番線で撮影
- 映画の駅の外観は西側に隣接するセント・パンクラス駅を使用
しています
実際のキングズ・クロス駅の9番線と10番線は本の記述と異なっており、これについてJKRは
「マンチェスターにいるときに書いたので、プラットホームのイメージが違ってしまいました。あれはユーストン駅のことを思い描いていたのです。実際にキングズ・クロス駅の9番ホームや10番ホームに行くと、本に書かれているイメージとあまり似ていないことに気づかれるでしょう。マンチェスターにいたから、チェックできなかったのです」
ハリー・ポッター大事典Ⅱ
と話しています



因みにキングズ・クロス駅では9と3/4番線を模した撮影スポットやハリー・ポッターのショップが作られ、聖地巡礼として楽しめるようになっています


まとめ|ハリー・ポッターは「9と3/4番線」から旅立つ
ホグワーツ特急が出発するのは9と3/4番線です
この番線は、
- 9番線と10番線の間に隠された
- 魔法使い専用の入口
- 知っている人だけが行ける特別な場所
という設定になっています
「そういう仕組みだったんだ」と分かると、次に映画や原作を見るとき、9と3/4番線のシーンが少し楽しく感じられるはずです







