- クィレルの正体と1作目での役割
- ヴォルデモートが憑いた理由と経緯
- クィレルがハリーを殺そうとした目的
- 触れただけで死んだ理由
- クィレル死亡後のヴォルデモートの行方

クィレルはヴォルデモートに寄生されており、ハリーの母の愛の魔法によって触れることができず死んでしまいました
この記事では、クィレルの正体やヴォルデモートとの関係、そして最後のシーンの意味をわかりやすく解説します
クィレルとは何者?1作目の黒幕を簡単におさらい


クィレルは、ハリー・ポッターと賢者の石に登場するホグワーツの「闇の魔術に対する防衛術」の教師です



一見するとおどおどした頼りない先生ですが、実は物語の裏で暗躍していた1作目の黒幕でした
- 本名:クィリナス・クィレル
- レイブンクロー出身の秀才
- もともとはマグル学の教師
- 世界旅行中にヴォルデモートと出会う
- その後、体を乗っ取られ操られていた
青白い顔の若い魔法使いで、
- 片方の目がピクピク痙攣して
- 口ごもることが多く
- おどおどしている
ように見えますが、実は秀才で野望や憎しみに満ちた人物でした
1991年世界旅行の最中にアルバニアの森で肉体を持たないヴォルデモートと出会い、 忠実な下僕となりました
その後ホグワーツに戻り
- 表:「闇の魔術に対する防衛術」の先生
- 裏:賢者の石を狙う
という任務を遂行していました
クィレルにヴォルデモートが憑いた経緯とは?
クィレルにヴォルデモートが憑いたきっかけは、休暇中に出かけた世界旅行でした
彼は「力を求めたい」という思いから旅に出て、アルバニアの森で弱りきったヴォルデモートと出会います
- 旅行中にヴォルデモートと遭遇
- 圧倒的な力に屈し、思想に影響される
- 忠実な部下となる
- 失敗をきっかけに体を乗っ取られる
「世界旅行をしている時、あの方に初めて出会った。当時私は愚かな若輩だったし、善悪についてばかげた考えしか持っていなかった。ヴォルデモート卿は私がいかに誤っているかを教えてくださった。善と悪が存在するのではなく、力と、力を求めるには弱すぎる者とが存在するだけなのだと……それ以来、私はあの方の忠実な下僕になった。」
ハリー・ポッターと賢者の石



その後ヴォルデモートに命ぜられるまま賢者の石を奪おうとしたが、失敗に終わります
「過ちは簡単に許してはいただけない。グリンゴッツから『石』を盗み出すのにしくじった時は、とてもご立腹だった。私を罰した……そして、私をもっと間近で見張らないといけないと決心なさった……」
ハリー・ポッターと賢者の石
グリンゴッツでの賢者の石奪取に失敗した後、ヴォルデモートはクィレルを監視するために後頭部に寄生します
クィレルはなぜハリーを殺そうとしたのか
クィレルがハリーを殺そうとしたのはヴォルデモートの命令に従ったからでした
ヴォルデモートはみぞの鏡を見たハリーが賢者の石を手に入れたと気付きます
しかし、
- ハリーが賢者の石を手渡さない
- クィレルがハリーに触れると手がただれる
となるとクィレルに「ハリーを殺せ」と命じました
つまりクィレルはヴォルデモートの命令に従っていただけでした
「それなら殺せ、愚か者め、始末してしまえ!」 ヴォルデモートが鋭く叫んだ。クィレルは手を上げて死の呪いをかけはじめた。
ハリー・ポッターと賢者の石
しかし、結果的にハリーを殺すことには失敗します
賢者の石を狙っていた本当の目的


賢者の石とは、不老不死の霊薬「命の水」を生み出す伝説の石です
作中では、錬金術師ニコラス・フラメルだけが作り出したとされています
この石があれば、
- 肉体を回復できる
- 永遠の命を得られる
つまりヴォルデモートにとっては完全復活するための唯一の手段でした
「命の水さえあれば、俺様は自身の体を創造することができるのだ……さて……ポケットにある『石』をいただこうか」
ハリー・ポッターと賢者の石
クィレルはなぜハリーに触れようとして死んだのか
クィレル(=ヴォルデモート側)がハリーに触れると
- 皮膚が焼ける
- 激しい痛みが走る
- 触れ続けることができない
という状況に陥りました
「ご主人様、やつを押さえていられません……手が……私の手が!」 クィレルは膝でハリーを地面に押さえつけてはいたが、ハリーの首から手を離し、いぶかしげに自分の手のひらを見つめていた……ハリーの目に、真っ赤に焼けただれ、皮がベロリとむけた手が見えた。
ハリー・ポッターと賢者の石
つまりハリーは触れるだけでダメージを与える存在になっていたのです
これに気付いたハリーはクィレルが死の呪文を唱えようとした際にとっさにクィレルの顔や腕を掴みます
それによってクィレルは顔や腕が焼きただれ、腕がもぎとられ、最終的に命を落としました
クィレル(=ヴォルデモート)がハリーに触れられなかった理由は、母リリーが命をかけて守った「愛の魔法」にあります
リリーが死ぬ直前にかけた愛の護りによって
- ハリーの命をおびやかすもの
- ヴォルデモートと魂を分け合う者
はハリーに触れられないようになっていました
「たとえ愛したその人がいなくなっても、永久に愛されたものを守る力になるのじゃ。それが、君の肌に残っておる。クィレルのように憎しみ、欲望、野望に満ちた者、ヴォルデモートと魂を分け合うような者は、それがために君に触れることができんのじゃ。」
ハリー・ポッターと賢者の石
クィレル死亡後ヴォルデモートはどうなった?消えた理由を解説
クィレルが死んだあと、ヴォルデモートは消えてしまいました
ヴォルデモートはクィレルが死ぬと
- クィレルの体から離脱
- 再び“肉体のない存在”に戻る
- 別の宿主を探す状態に
なりました
「ハリー。いなくなったわけではない。どこかに行ってしまっただけじゃ。誰か乗り移る体を探していることじゃろう。本当に生きているわけではないから、殺すこともできん。クィレルを死なせてしまった。自分の家来を、敵と同じように情け容赦なく扱う。」
ハリー・ポッターと賢者の石
その後はアルバニアの森でしばらく潜伏し、後にワームテール(ピーター・ペティグリュー)が合流して復活へ向かいます
クィレルに関するよくある疑問
なぜセブルス・スネイプはクィレルを怪しんでいたのか
スネイプは最初からクィレルを疑っていました
理由はシンプルで、
- 挙動が不自然だった
- 賢者の石に近づこうとしていた
- 闇の気配を感じていた
実際には、スネイプは裏でハリーを守るために動いていた側です
クィレルがトロールを学校内に入れた理由は?
クィレルは賢者の石を奪おうとしていました
そのため
- トロールを学校内に侵入させ
- その隙に賢者の石が何に守られているのかを確認
したいと考えていました



しかしスネイプがいち早く気づき、4階に行きクィレルの前に立ちはだかりました
その際にフラッフィーに噛まれてしまい足を怪我してしまったのです
「あの時、皆がトロールを探して走り回っていたのに、私を疑っていたスネイプだけが、まっすぐに四階に来て私の前に立ちはだかった……私のトロールが君を殺しそこねたばかりか、三頭犬はスネイプの足を噛み切りそこねた。」
ハリー・ポッターと賢者の石
ヴォルデモートはなぜその後もスネイプを信用し続けたのか
結論から言うと、スネイプの“二重スパイとしての能力が高すぎた”ためです
スネイプは
- 表向きは冷酷な教師
- 内心はダンブルドア側
という非常に複雑な立場でした
そのためヴォルデモートから見ても
- あえてダンブルドア側につき
- ダンブルドアの信用を得て
- 情報をヴォルデモートに流している
と考えられ、「信用できる部下」に見えていたのです
まとめ:クィレルの正体と最後をわかりやすく解説
クィレルは見た目はおどおどした先生でしたが、実際はヴォルデモートの忠実な部下でした
- クィレルは1作目の黒幕
- ヴォルデモートに寄生され操られていた
- 目的は賢者の石で復活すること
- ハリーの母の愛の魔法で触れられず死亡
- ヴォルデモートは消えたのではなく離脱した









