- ヴォルデモートの杖の特徴
- ハリーの杖との関係性と「兄弟杖」の意味
- 杖が物語に与えた影響
- なぜ最終的にヴォルデモートは敗れたのか

ヴォルデモートの杖はハリーと同じ不死鳥の羽を使用した兄弟杖でした
この記事では、ヴォルデモートの杖の特徴やハリーの杖との関係性、なぜ最後敗れたのかをわかりやすく整理して解説します
ヴォルデモートの杖とはどんな杖なのか
ヴォルデモートの杖はハリーの杖と「兄弟杖」の関係にある、非常に特別な杖です
この杖は、ハリーの存在そのものと深く結びつき、物語の重要な場面で何度も運命を左右してきました
ヴォルデモートの杖の基本情報


杖の素材と特徴
ヴォルデモートの杖は
- イチイの木に
- 不死鳥フォークスの尾羽根を芯として使った
- 34センチ
の杖です
なぜこの杖がヴォルデモートに選ばれたのか
イチイは、「生と死」の両方を象徴する木として知られています
実際にイチイの木は毒を持ち、その毒性は木が枯れたあとも消えません
この性質は、
- 一度倒されても分霊箱によって生き延び
- 人々を苦しめ続けた
ヴォルデモートの姿と重なります
イチイの杖は、死や破壊と深く関わる魔法使いを選びやすいとされています
多くの命を奪い、恐怖と支配によって世界を変えようとしたヴォルデモートは、まさにイチイの杖にふさわしい存在でした
この時点では、杖とヴォルデモートは強く結びついていたと言えます
またハリーと共通する不死鳥の羽根は希少なもので、
- かけられる魔法の幅が広い
- 自発性も高い
という特徴があります
ハリーの杖との関係性|兄弟杖とは何か


兄弟杖とは何を意味するのか
共通の材料が芯に使われている杖同士を、兄弟杖と呼びます
ハリーとヴォルデモートの杖には、どちらもダンブルドアのペットの不死鳥フォークスの尾羽根が使われていました
そのため、この二人の杖は「兄弟杖」という特別な関係になります



因みにハリーの杖はイチイの木ではなく、ヒイラギの木が使われています
なぜ兄弟杖同士は呪文がぶつかるのか
兄弟杖同士が戦うと、杖は相手をうまく攻撃できなくなります
無理に戦わせると、呪文逆戻し効果(優先効果)が生じてしまいます
これは、
- その杖が過去に使った呪文を
- 新しいものから順に吐き出してしまう現象
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でハリーとヴォルデモートが戦った際に起こりました
兄弟杖が物語に与えた影響
「炎のゴブレット」で起きた異変
1995年、三大魔法学校対抗試合のあと、ハリーとヴォルデモートは墓地で対峙しました
ここで兄弟杖同士がぶつかり、呪文逆戻し効果が発生します
ヴォルデモートの杖先からは、これまで殺された犠牲者たちのゴーストが、逆の順番で現れました
そこには直前で殺したセドリックの他ハリーの両親も出現し、ハリーがホグワーツへ帰る手助けをしたのです
「つながりが切れると、私たちはほんの少しの間しか留まっていられない……それでもおまえのために時間を稼いであげよう……移動キーのところまで行きなさい。それがおまえをホグワーツに連れ帰ってくれる……ハリー、わかったね?」
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ヴォルデモートが最強の杖を探し求める
この出来事をきっかけに、ヴォルデモートは気づきます
「自分の杖では、ハリーを殺せない」
そこで彼は、別の杖を使いましたがうまくいかず、最終的にダンブルドアが持っていた最強の杖「ニワトコの杖」を探し求めるようになります



杖の流れを整理すると、次の通りです
- 自分の杖(ハリーと兄弟杖)
- ルシウス・マルフォイの杖
- ニワトコの杖
しかし、この選択こそが、彼の最大の誤算でした
なぜ最終的にヴォルデモートは敗れたのか
ヴォルデモートは、杖を「力で支配できる道具」だと考えていました
しかし、杖には意思と忠誠があり、最終的に手にしたニワトコの杖もまた本当の持ち主にしか力を発揮しませんでした
ヴォルデモートは、
- ニワトコの杖の所有権(忠誠心)がハリーに移っている
ことに気づきませんでした
最強の杖を手に入れても、杖に選ばれていなかったのです
そのため最後のハリーとの戦いでニワトコの杖から出された「アバダ・ケダブラ」はハリーに当たらず自身へと跳ね返り死んでしまったのです



ニワトコの杖の所有権については以下の記事で詳しく解説しています


まとめ:ヴォルデモートの杖とハリーの杖が物語で果たした役割
ヴォルデモートの杖は、単に強力な杖だったわけではありません
- ハリーの杖と兄弟杖だったこと
- 杖が忠誠心を持っていたこと
これらが重なり、物語の結末を大きく左右しました
- ヴォルデモートは杖を支配しようとし
- ハリーは杖に選ばれていた
その違いこそが、二人の運命を分けた最大の理由です








