- ヴォルデモートの正体
- ヴォルデモートになるまで
- 分霊箱を作った理由
- ヴォルデモートが恐れられている理由

ヴォルデモートは本名「トム・マールヴォロ・リドル」で、闇の魔術に傾倒し、魔法界を支配しようとしていました
この記事では、ヴォルデモートの正体や生い立ち、恐れられる理由までをわかりやすく解説します
ヴォルデモートの正体とは?


- 本名:トム・マールヴォロ・リドル
- 半純血の魔法使い
- 孤児として生まれる
- 闇の魔法に傾倒し恐れられる存在
ヴォルデモートは本名トム・マールヴォロ・リドルで、孤児として生まれ、魔法の才能に恵まれた後、闇の魔法に傾倒し恐れられる存在になった魔法使いです
ハリー・ポッターの宿敵であり、魔法界最強の闇の魔法使いです
サラザール・スリザリンの末裔である母と、マグルの父を持つ半純血で、子供の頃から支配欲と凡庸さへの嫌悪を持ち、特別な存在になることを強く望んでいました



成長後は死喰い人を率いて魔法界を恐怖に陥れましたが、ハリー・ポッターを殺そうとして失敗し、一時的に霊体のような存在となって逃走します
ヴォルデモートになるまでの歩み
- トム・リドルとしての誕生
- ホグワーツ時代のトム・リドル
- ヴォルデモートへの変貌
- 分霊箱と不死の追求
①トム・リドルとしての誕生


- 1926年12月31日、母メローピー・ゴーントと父トム・リドルの間に誕生
- 生まれた孤児院で育ち、父への復讐心がマグル全体への憎悪に発展
- 幼少期から魔法を使い、ほかの子供たちを支配・恐怖に陥れる
魔法使いである母親のメローピーが同じ村に住むハンサムな地主の息子トム・リドル(父親)に恋をし、愛の妙薬を飲ませて騙し1925年12月駆け落ち結婚しました
数ヵ月後に妊娠し、愛する夫を魔法で操ることに耐えられなくなったメローピーは夫に真実を打ち明けると、魔法を嫌っていたリドルは妻を捨て、マグルの両親の元に戻ってしまいます
絶望したメローピーは1926年12月31日、マグルの孤児院で男の子を出産し、『トム・マールヴォロ・リドル』と名づけると、すぐに死亡してしまいます
トム(ヴォルデモート)はそこで育てられながら、いつか自分を捨てた父親を見つけ出し復讐してやると考えるようになり、このマグルの父親への憎しみはマグル全体への憎悪に繋がっていきました
赤ん坊のトムはほとんど泣きもせず、成長すると
- 犯罪の戦利品を収集する
- いじめの犠牲者からその記念品となるものを奪う
- 魔法を使って子どもを怖がらせる
など、魔法を使ってほかの子供たちを罰し支配・制御するようになります
11歳の夏にダンブルドアが孤児院を訪れ、トムが魔法使いであることやホグワーツに入学することを説明しましたが、自身の特別な力に気づいていた彼はそれに驚くことはありませんでした
②ホグワーツ時代のトム・リドル


- 1938年:ホグワーツ入学、スリザリン寮に組分け
- 蛇語を使い生徒を脅す一方、教師からは稀有な才能として評価
- 1年生:秘密の部屋を知り探索を開始
- 5年生:バジリスクを解放
(ハグリッドに濡れ衣を着せる) - 5年生夏休み:父親と祖父母を殺害
- 6年生:最初の分霊箱(日記)を作成
1938年9月にホグワーツに入学するとスリザリンに組分けされます
1年生のときに
サラザール・スリザリンが作ったとされる秘密の部屋の伝説を聞くと、その探索を開始します
談話室では蛇語を話し、スリザリン生を脅したり感心させたりしていましたが、
- 教職員はトムの攻撃性や傲慢さに気づかず
(ダンブルドア以外) - 稀有な才能とすぐれた容貌
- 礼儀正しく物静かな孤児として
入学時から同情と注目を集めていました
高学年になると献身的な友人を取り巻きにし始めます



その中の何人かはホグワーツ卒業後に最初の死喰い人となります
その友人たちを使いさまざまな悪行を働いていましたが、慎重に行われていたため明るみに出たことはありませんでした
5年生になってようやく秘密の部屋を探し出し、部屋の中の怪物バジリスクを解放します
その結果、 嘆きのマートルが犠牲となり亡くなります
しかし、この事件でホグワーツが閉鎖されそうになると、孤児院に戻りたくない彼は、ハグリッドに濡れ衣を着せて退学させ、自分は無実のふりをしました
また父親がホグワーツに在籍した事実のない平凡なマグルであることを知ると、自分の名前を捨て、 『Tom Marvolo Riddle』 のアナグラム (綴り換え) の
ヴォルデモート卿 『I am Lord Voldemort』 と名乗るようになります



このことは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で明かされます
そして、1943年 (16歳)、5年生の夏休みにリドル家に行き父親と祖父母を殺害します
死を恐れ、 永遠の生を望んでいたトムは、1943年9月に6年生のときに、ホラス・スラグホーンからホークラックス(分霊箱)の情報を聞き出し、日記を分霊箱にして16歳の自分自身をその中に保存しました
1944年、7年生になると首席に選ばれ、1945年6月にホグワーツを卒業します
トムはホグワーツの教職を志願しましたがダンブルドアの策略で断られ、ポージン・アンドバークスで働き始めます
③ヴォルデモートへの変貌(分霊箱と不死の追求)


- 複数の分霊箱を作成
- 魔法界から姿を消す
- 10年後にヴォルデモート卿として現れる
- 奇妙に変形した蝋細工のような顔つきに変貌
- ホグワーツの教職を希望するが断られる
- 魔法界を支配しようと企む
- 1981年凋落
- 1995年復活
1945年卒業後、ホグワーツ教師となることを断られたトムはポージン・ア ンドバークスに就職します
そこで得意客の一人、ヘプジバ・スミスが
- ハッフルパフのカップ
- スリザリンのロケット
を所持していることを知ると、 ヘプジバを殺害してそれを盗み、屋敷しもべ妖精ホキーに罪をなすりつけて魔法界から忽然と姿を消しました
その後いくつかの分霊箱を作り出し、10年後にヴォルデモート卿としてホグワーツに現れます



そのときのヴォルデモートは、奇妙に変形した蝋細工のような顔つきとなり、昔のハンサムなトムの面影はかけらも残っていませんでした
1956年ごろホグワーツに行き、「闇の魔術に対する防衛術」の教職を志願しますが、校長に就任したばかりのダンブルドアに再び断られてしまいます



怒ったヴォルデモートはこのポストに呪いをかけ、それ以来、1年を超えてこの職を続けた教師はいなくなりました
死喰い人という親衛隊を得たヴォルデモートは、
- 純血主義者
- 差別主義者
- 欲望や野望に満ちた者
をメンバーに加えていき、1970年代になると許されざる呪文を用いて多くの魔法使いやマグルを拷問、殺害して魔法界を恐怖に陥れます
そして1980年に予言を聞いたヴォルデモートは、赤ちゃんのハリー・ポッターを殺すことに決めます
1981年10月31日、ポッター家に現れたヴォルデモートは、ハリーを殺そうとしますが、母親がハリーに犠牲の印(永続的な保護)を残したことで、 死の呪文は跳ね返りヴォルデモート自身を襲いました



この呪いによりヴォルデモートを死ぬはずでしたが、分霊箱を作っていた彼は死ぬことはなく、肉体のないゴーストの端くれのような存在となって逃走しました
その後、アルバニアの森に棲みつき、忠実な死喰い人が自分の許に来るのを待っていましたが、大半はヴォルデモートが凋落するやその関係を否定し、 元の生活に戻っていったため、誰一人現れる者はいませんでした
人目を避けて住処とした森で、 人間や動物に取り憑きながら生き永らえるうちに、ホグワーツの教師クィレルと出会います
ここからがハリーポッター作品の物語です
彼に取り憑いたヴォルデモートは1991年ホグワーツに行き、永遠の命を確保できる賢者の石を奪おうとしますが、ここでまたしてもハリーに阻止されてしまいます
クィレルはヴォルデモートが体から離れると死亡し、
- 取り憑くべき魔法使いが都合よくやって来るとも思えず
- 死喰い人が自分の消息を気にかけるという望みも捨てかけた
ときに、ワームテールが現れます
ワームテールは正体を暴かれ行き場がなくなったため、 ヴォルデモートを追ってアルバニアの森にやって来たのです
ワームテ ールから情報を得たヴォルデモートは、三校対抗試合を利用してハリーを捕らえ、その血を使って肉体を取り戻すことを計画し1995年6月、復活を遂げます
その後ハリーやダンブルドアたちと戦いを続け、ハリーの手によって最期を迎えます
JKRによると、ヴォルデモートは死を恐れ、それを人間の恥ずべき弱点だと考えているため、
- まね妖怪は「ヴォルデモート自身の死体」 に変身
- みぞの鏡には「 “全能で不滅 の自分自身” を見る」
と明かしています
Voldemort はフランス語からの造語で
- Volは「飛行」、「盗み」
- deは前置詞で「~の (英語のofに当たる)」
- mort は「死」
のことで、Volde- mort で 「死の飛行」の意味を示します
ヴォルデモートが恐れられる理由
ヴォルデモートは魔法界で最強の権力者となり、恐怖による支配を行いました
- 死喰い人を従え
- 許されざる呪文を用いて魔法界を恐怖支配
- マグルや魔法使いを拷問・殺害
- 魔法省にもスパイを送り込み、恐怖で支配
そのため多くの魔法使いは『ヴォルデモート』という名前を口にすることすら怖く
- 例のあの人
- 名前を呼んではいけないあの人
- 名前を言ってはいけないあの人
などと呼んでいます
まとめ:ヴォルデモートの正体
ヴォルデモートは、孤児として育ったトム・リドルが、強力な魔法の才能と冷酷な性格を武器に、恐怖と権力で魔法界を支配しようとした存在です
彼の恐怖は外見や魔法能力だけでなく、従者や分霊箱を使った不死への執念、そして愛を知らない心から生まれる冷徹さにあります
彼の物語は単なる「悪役」ではなく、孤独と恐怖、そして権力欲が結実した悲劇でもあります










