ハリーポッターの穢れた血とは?差別用語の意味を解説

ハリーポッターの穢れた血とは?差別用語の意味を解説
この記事でわかること!
  • 「穢れた血」の意味
  • なぜ差別用語として使われているのか
  • 純血・半純血・マグル生まれの違い
  • 実際に「穢れた血」と発言したキャラクター
  • ヴォルデモートが純血主義を掲げた理由

「穢れた血」とは、マグル生まれの魔法使いを侮辱する差別用語です

この記事では、「穢れた血」の意味や呼ばれる理由、純血・半純血との違い、実際に発言したキャラクターについてわかりやすく解説しています

目次

ハリーポッターの「穢れた血」とは?【結論:マグル生まれへの差別用語】

「穢れた血」とは、マグル生まれの魔法使いや魔女を侮辱するために使われる差別用語です

英語では「Mudblood(マッドブラッド)」と呼ばれています

作中では主に、

  • ヴォルデモート
  • 死喰い人
  • マルフォイ家

などが使用していました

実際に血が汚れているという意味ではなく、「マグル生まれの魔法使いは劣っている」という偏った思想から生まれた言葉です

マグル生まれのハーマイオニーはドラコ・マルフォイから「穢れた血」と呼ばれたこともありました

また作者のJ.Kローリングも、「純血」「半純血」「マグル生まれ」といった言葉自体が、血統を重視する人々の偏見を反映していると語っています

なぜ「穢れた血」と呼ばれるのか

「穢れた血」という言葉が生まれた背景には、純血主義と呼ばれる考え方があります

純血主義とは、

  • 「魔法使いは純血であるべき」
  • 「マグルの血が混ざると価値が下がる」

という差別的な思想です

特に、

  • マルフォイ家
  • ブラック家
  • ヴォルデモート陣営

などは血統を重視していました

一方で、同じ純血でもウィーズリー家のようにマグルへの偏見を持たない家系も存在します

純血だから全員が差別主義者というわけではありません

また、「穢れた血」という言葉を日常的に使う魔法使いは実際には少なく、ヴォルデモートや死喰い人が主に使っていた言葉でした

純血・半純血・マグル生まれの違い

ハリーポッターでは、魔法使いの血統によってさまざまな呼び方があります

魔法使いの血統の呼び方
  • 純血
  • 半純血
  • マグル生まれ(穢れた血)

ただし、作者のJ.K.ローリングは、こうした分類そのものが偏見を含む考え方で差別用語だと説明しています

ここではそれぞれの違いを整理して解説します

魔法使いの血統比較

純血とは?【魔法使い同士の家系】

純血とは、先祖にマグルがいないとされる魔法使いの家系のことです

代表的な家系には、

  • マルフォイ家
  • ブラック家

などがあります

しかし実際には、完全な純血はほとんど存在しないと言われています

そのため、一部の家系ではマグルやスクイブの存在を家系図から消し、「純血」を保っているように見せていました

ブラック家の家系図には、「Toujours Pur(純血よ永遠なれ)」というモットーも書かれています

一方で、同じ純血でもウィーズリー家のように差別思想を持たない家族も存在します

半純血とは?【魔法使いとマグルの血を引く魔法使い】

半純血とは、マグルと魔法使い両方の血を引いている魔法使いのことです

たとえば、

  • 父親か母親がマグル
  • 親戚にマグルがいる

などの場合、半純血と呼ばれることがあります

例えば

  • ハリー・ポッター
    父親:純血の魔法使い
    母親:マグルの血を引く魔女
  • ヴォルデモート
    父親:マグル
    母親:純血の魔女

ハリーやヴォルデモートも半純血です

ヴォルデモートや死喰い人は、純血のみが価値があると考えていましたが、ヴォルデモートも半純血でした

ちなみにシリーズ5巻までは「混血」と訳されていましたが、6巻以降は「半純血」に変更されています

マグル生まれとは?【両親がマグルの魔法使い】

マグル生まれとは、両親ともにマグルでありながら魔法の力を持って生まれた魔法使いのことです

代表的なキャラクターは、

  • ハーマイオニー・グレンジャー
  • リリー・エバンズ
    (ハリーの母親)

などです

一部の純血主義者たちは、こうしたマグル生まれの魔法使いを嫌っており「穢れた血」という差別用語を使っていました

マグルについては別記事でも詳しく解説しています

実際に「穢れた血」と発言した人はいる?

作中では実際に「穢れた血」という言葉を使ったキャラクターが何人か登場しています

「秘密の部屋」でドラコが発言

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で、ドラコ・マルフォイがハーマイオニーに対して「穢れた血」と発言しました

ドラコ・マルフォイが

  • スリザリン寮の新しいシーカーになり
  • メンバー全員に最新の箒を与えた

ことをグリフィンドールチームに自慢していたところ、ハーマイオニーが「グリフィンドールはお金ではなく才能で選ばれた選手」と反論した際に発言しました

「誰もおまえの意見なんか求めてない。生まれ損ないの『穢れた血』め」

ハリー・ポッターと秘密の部屋

ロンは激怒してドラコに呪文を使おうとしますが、杖が壊れていたため逆に自分へ呪文が暴発してしまいました

その後、ハグリッドの小屋で落ち込んだハーマイオニーをロンやハグリッドは励ましていました

「『穢れた血』だなんて、まったく。卑しい血だなんて。狂ってるよ。」

ハリー・ポッターと秘密の部屋 ロン・ウィーズリー

「それに、俺たちのハーマイオニーが使えねえ呪文は、いままでにひとっつもなかったぞ」

ハリー・ポッターと秘密の部屋 ルビウス・ハグリッド

このシーンからも、「穢れた血」が魔法界で非常に侮辱的な言葉だったことがわかります

また、ドラコがこうした思想を持つようになった背景には、父親ルシウス・マルフォイの影響も大きかったと考えられています

学生時代のスネイプがリリーへ発言

学生時代のセブルス・スネイプも、リリー・エバンズに対して「穢れた血」と発言しています

当時のスネイプは闇の魔術に強く惹かれており、純血主義的な思想を持つ友人たちと行動していました

ジェームズ・ポッターとのトラブルで感情的になったスネイプは、助けようとしたリリーへ暴言を吐いてしまいます

「『穢れた血』の助けなんか必要ない!」

ハリー・ポッターと死の秘宝

この言葉によって、リリーとの友情は決定的に壊れてしまいました

この出来事は、後のスネイプの人生にも大きな影響を与えています

ヴォルデモートが純血主義を掲げた理由

ヴォルデモートは純血主義を掲げ、マグル生まれを排除しようとしていました

しかし実は、ヴォルデモート自身は半純血です

  • 母親:純血の魔女メローピー・ゴーント
  • 父親:マグルのトム・リドル

しかし父親は母親を捨てて去ってしまい、ヴォルデモートは孤児院で育つことになります

そのためヴォルデモートは、

  • 自分を捨てた父親
  • マグルという存在
  • 自分の半純血という出自

強く憎むようになりました

そのため、本名の「トム・リドル」も捨て、名前のアナグラムから「I am Lord Voldemort(私はヴォルデモート卿)」を名乗るようになります

これは、自分のマグルの父親の名前を消し去りたかったとも考えられています

またヴォルデモートは、

  • 特別な存在になりたい
  • 死を恐れていた
  • 他者を支配したい

という強い欲望を持っていました

その結果、純血主義を掲げながら魔法界を支配しようとしていったのです

まとめ:ハリーポッターの「穢れた血」は純血主義から生まれた差別用語

ハリーポッターの「穢れた血」とは、マグル生まれの魔法使いを侮辱する差別用語です

実際に血が汚れているわけではなく、純血主義者たちの偏見から生まれた言葉でした

特に、

  • ドラコ・マルフォイ
  • スネイプ
  • ヴォルデモート陣営

などが使用しています

また、純血・半純血・マグル生まれといった分類も、血統を重視する思想と深く関係しています

ハリーポッターシリーズでは、こうした血統差別が物語の重要なテーマのひとつとして描かれていました

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この記事を書いた人

ファンタジーや考察系、伏線回収のある作品にワクワクするタイプです。
ただ、好きなのにキャラ名やシーンをよく忘れてしまうので、ここでメモ代わりにまとめています。
同じように「気になることをすぐ知りたい!」という方に、わかりやすく簡単に読める記事をお届けします。

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