ハリー・ポッターのSPEWとは?設立理由や結末も解説

ハリー・ポッターのSPEWとは?設立理由や結末も解説
この記事でわかること!
  • SPEWの正式名称と意味
  • ハーマイオニーがSPEWを設立した理由
  • SPEWが行っていた活動
  • 屋敷しもべ妖精たちの反応
  • SPEWが最後どうなったのか

ハーマイオニーが屋敷しもべ妖精の権利向上のために設立した団体です

この記事では、SPEWの意味や活動内容、なぜ受け入れられなかったのか、結局どうなったのかをわかりやすく解説します

目次

SPEWとは?ハーマイオニーが作った屋敷しもべ妖精の権利団体

SPEWとは、ハーマイオニーが『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で設立した団体です

SPEWとは?
SPEWとは?
  • 正式名称:Society for the Promotion of Elfish Welfare(しもべ妖精福祉振興協会:S.P.E.W.)
  • ハーマイオニーが4年生のときに設立
  • 屋敷しもべ妖精の労働環境改善を目指す

正式名称は、「Society for the Promotion of Elfish Welfare(しもべ妖精福祉振興協会:S.P.E.W.)」で、屋敷しもべ妖精たちの権利向上を目的としていました

作中では会員バッジに「SPEW」と書かれていましたが、英語の「spew」には「反吐(へど)」という意味もあるため、ロンからは名前をからかわれていました

ハーマイオニーは、屋敷しもべ妖精たちが無給で働いていることを「奴隷制度」だと考えていました

魔法界では当たり前になっていた制度に疑問を持ち、行動を起こしたのです

なぜハーマイオニーはSPEWを設立したのか?

ハーマイオニーがSPEWを設立した理由は、屋敷しもべ妖精たちの扱いに強い疑問を持ったからです

屋敷しもべ妖精たちは、

  • 主人に絶対服従
  • 自由もほとんどない

という状況でした

主人に逆らうことは許されず、自分を傷つける罰を与えることさえあります

ハーマイオニーはこうした状況を知り、「これは奴隷制度と変わらない」と考えるようになります

実際に作中でも、ハーマイオニーは次のように語っています

「小人妖精の奴隷制度は、何世紀も前から続いてるの。これまで誰も何にもしなかったなんて、信じられないわ」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

また、SPEWには単なる思いつきではなく、かなり本格的な目標も掲げられていました

例えば、

  • 屋敷しもべ妖精への正当な報酬
  • 労働条件の改善
  • 杖使用禁止の法律改正
  • 魔法省への代表参加

などです

ハーマイオニーは当時まだ14歳でしたが、すでに「弱い立場の存在を守るべき」という強い価値観を持っていたことがわかります

SPEWはどんな活動をしていた?

ホグワーツで会員集めや募金活動を行っていた

SPEW設立後、ハーマイオニーはホグワーツ内で積極的に活動を始めました

SPEWの主な活動
  • 会員集め
  • 募金活動
  • バッジ販売
  • ビラ配り
  • 屋敷しもべ妖精解放運動

ハリーとロンは強制的に加入させられ、ハリーは書記、ロンは財務担当に任命されていました

また、ハーマイオニーはグリフィンドール談話室で募金箱を持ちながら勧誘活動も行っていました

しかし、生徒たちの反応はかなり冷ややかなものでした

ネビルのように断りきれず参加した生徒もいましたが、多くの生徒は冗談半分で見ていたのです

ロンやハリーにはあまり理解されていなかった

SPEWの活動は、ハリーやロンからも完全には理解されていませんでした。

特にロンは、

「あいつらは、奴隷が、好き。奴隷でいるのが好きなんだ!」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

と話しており、屋敷しもべ妖精たちは現在の働き方を望んでいると考えていました

双子のフレッドとジョージも、厨房で働く屋敷しもべ妖精たちは幸せそうだったと語っています

しかしハーマイオニーは、屋敷しもべ妖精がそう思うのは

  • 教育も受けていないし
  • 洗脳されているから

と反論しており、最後まで考えを曲げませんでした

そのため、SPEWは周囲から「少し変わった活動」のように見られていました

この対立は、「魔法界の常識」と「ハーマイオニーの価値観」のズレを象徴している場面でもあります

SPEWはなぜ屋敷しもべ妖精たちに受け入れられなかったのか?

SPEWがうまく広まらなかった最大の理由は、当の屋敷しもべ妖精たち自身が自由を望んでいなかったからです

多くの屋敷しもべ妖精は、

  • 主人に仕えること
  • 働くこと
  • 命令に従うこと

誇りだと考えていました

元マルフォイ家の屋敷しもべ妖精であるドビーは、

「ドビーは服を着たいし、給料をもらいたい」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

と語っていましたが、これは屋敷しもべ妖精の中ではかなり珍しい考え方でした

厨房の屋敷しもべ妖精たちは、ドビーを変わり者のように扱っていたほどです

さらにハグリッドも、SPEWへの加入を断っています

ハグリッドは、

 「ヒトの世話をするのは、連中の本能だ。それが好きなんだ。ええか? 仕事を取り上げっちまったら、連中を不幸にするばっかしだし、給料を払うなんちゅうのは、侮辱もええとこだ」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

と語っており、無理に自由を与えることは逆に不幸だと考えていました

また、5巻ではハーマイオニーが談話室に帽子や靴下を隠して、屋敷しもべ妖精を強引に解放しようとしたこともありました

しかし、この行動は妖精たちから「侮辱」と受け取られてしまいます

結果的に、グリフィンドール塔の掃除を他の妖精たちが拒否し、ドビーが一人で掃除を担当することになりました

「もう誰もグリフィンドール塔をお掃除しようとしないのでございます。帽子や靴下があちこちに隠してあるからでございます。侮辱されたと思っているのです。」

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

SPEWは結局どうなった?

SPEWは最終的に大きな団体へは発展しませんでした

ホグワーツ内でも広く支持されることはなく、屋敷しもべ妖精たち自身からも受け入れられませんでした

しかし、SPEWの活動そのものには大きな意味がありました

ハーマイオニーは

  • 「当たり前」とされている制度に疑問を持ち
  • 弱い立場の存在を守ろう

としていたのです

また、ハリー自身も後に、屋敷しもべ妖精ホキーが簡単に有罪判決を受けたことを知り、SPEWの考え方に共感する場面がありました

そのため、SPEWは単なる失敗した活動ではなく、

  • ハーマイオニーの優しさ
  • 正義感
  • 社会問題への意識

を象徴するエピソードとして描かれているのです

まとめ:SPEWはハーマイオニーらしさが表れた団体

SPEWとは、ハーマイオニーが屋敷しもべ妖精の権利向上のために設立した団体です

活動内容としては、

  • 会員集め
  • 募金活動
  • 解放運動

などを行っていました

しかし、多くの魔法使いや屋敷しもべ妖精たちには理解されず、大きな成果を上げることはできませんでした

それでもSPEWは、「弱い立場の存在を放っておけない」というハーマイオニーらしさが強く表れた活動だったと言えるでしょう

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この記事を書いた人

ファンタジーや考察系、伏線回収のある作品にワクワクするタイプです。
ただ、好きなのにキャラ名やシーンをよく忘れてしまうので、ここでメモ代わりにまとめています。
同じように「気になることをすぐ知りたい!」という方に、わかりやすく簡単に読める記事をお届けします。

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