クルーシオとは?ハリーも使った禁じられた呪文を解説

クルーシオとは?ハリーも使った禁じられた呪文を解説
この記事でわかること!
  • クルーシオがどんな呪文なのか
  • なぜ「許されざる呪文」に指定されているのか
  • 作中でクルーシオを使った人物やシーン

クルーシオは、相手に耐え難い激痛を与える「許されざる呪文」の1つで、作中ではベラトリックスやヴォルデモートが使用したほか、ハリーも使用したことがあります

この記事では、クルーシオの効果や禁止されている理由、作中で使用された印象的なシーンをわかりやすく解説しています

目次

クルーシオとは?激痛を与える禁じられた呪文

クルーシオとは、相手に耐え難い激痛を与える「許されざる呪文」の1つです

正式には「磔の呪文(Crucio)」と呼ばれており、主にヴォルデモートや死喰い人たちが拷問目的で使用していました

作中でも最も残酷な闇の魔法の1つとして描かれていました

クルーシオとは

耐え難い激痛に襲われる

クルーシオの最大の特徴は、相手に耐え難い苦痛を与えることです

ハリーが初めてクルーシオをかけられた際には

あまりに激しい、全身を消耗させる痛みに、ハリーはもはや自分がどこにいるのかもわからなかった

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

と思うほどの激痛を受けています

単純にケガを負わせる魔法ではなく、「苦しませること」自体が目的の呪文なのです

長時間受けると精神が壊れることもある

クルーシオは、何度も受け続けることで、精神が壊れてしまう危険性もあります

代表的なのが、ネビル・ロングボトムの両親です

ネビルの両親は優秀な闇祓いでしたが、死喰い人たちから繰り返しクルーシオを受けた結果、正気を失ってしまいました

ムーディもこの出来事について、

「あんなことになるなら、死んだほうがましだ」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

と悲しげに語っています

クルーシオは「殺さずに苦しめ続ける」呪文だからこそ、魔法界でも特に危険視されているのです

なぜ「許されざる呪文」に指定されているのか

クルーシオは、「許されざる呪文」に指定されています

許されざる呪文とは、

  • アバダケダブラ(死の呪文)
  • インペリオ(服従の呪文)
  • クルーシオ(磔の呪文)

の3つを指します

これらは人に対して使うこと自体が禁止されており、使用しただけでアズカバン終身刑になるほど重い罪です

クルーシオが特に危険なのは、「本気で相手を苦しめたい」という悪意が必要な点にあります

この設定からも、クルーシオが極めて邪悪な魔法であることがわかります

作中でクルーシオを使った人物一覧

作中では、ヴォルデモートや死喰い人を中心に、多くの人物がクルーシオを使用しています

特に印象的だった場面をここでは紹介します

ベラトリックスがハーマイオニーに使用

7巻「死の秘宝」では、ベラトリックスがハーマイオニーにクルーシオを使用しました

死喰い人に捕まったハリーたち3人はマルフォイの館へ連れていかれます

その際、ベラトリックスは「穢れた血」と呼びながらクルーシオでハーマイオニーを拷問し、ハリーやロンは地下牢から助けることもできませんでした

「ほかには何を盗んだ? 答えろ! クルーシオ! 苦しめ!」 ハーマイオニーの悲鳴が、上の階から壁を伝って響き渡った。ロンは壁を拳で叩きながら半分泣いていた。

ハリー・ポッターと死の秘宝

この場面は、死喰い人の残虐性が特に強く描かれているシーンです

ヴォルデモートがハリーポッターに使用

ヴォルデモートも、ハリーに対して何度かクルーシオを使用しています

ヴォルデモートがハリーに使用したシーン
  • 4巻での墓場のシーン
  • 7巻での禁じられた森のシーン

4巻では復活したヴォルデモートがハリーに対してクルーシオをかけ、ハリーが耐え難い苦痛に襲われるシーンが描かれていました

さらに7巻でも、ヴォルデモートはハリーの死体(実際にはハリーが死んだふりをしていた)にクルーシオをかけ勝利を祝っていました

このときハリーは、だらりとした様子を保つのに相当な精神力が必要でしたが、予想していたような痛みはなかったそうです

「ハリー・ポッターは、俺様の手にかかって死んだ。もはや生ある者で、俺様を脅かす者は一人もいない! よく見るのだ! クルーシオ! 苦しめ!」 ハリーは、こうなることを予想していた。 自分の屍が、汚されることもなく森の褥に横たわったままでいられるはずがない。ヴォルデモートの勝利を証明するために、死体に屈辱を与えずにはおかないはずだ。

ハリー・ポッターと死の秘宝

ハリーが死喰い人に使用

実はハリーも、作中でクルーシオを使用しています

ハリーが死喰い人に使用したシーン
  • 5巻でベラトリックスにかける
  • 7巻でアミカス・カローにかける

最初は5巻で、シリウスを殺された怒りからベラトリックスに使用しました

しかし、このときはうまく成功しませんでした

その理由についてベラトリックスは、

「苦しめようと本気でそう思わなきゃ――それを楽しまなくちゃ――まっとうな怒りじゃ、そう長くは私を苦しめられないよ」

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

と説明しています

一方、7巻ではハリーがアミカス・カローにクルーシオを使用し、今度は完全に成功しました

マクゴナガル先生を侮辱し、唾を吐いたアミカスに対し、ハリーは激怒していたのです

ハリーが叫んだ。「クルーシオ! 苦しめ!」死喰い人が浮き上がった。溺れるように空中でもがき、痛みに叫びながらじたばたした。それから、本棚の正面に激突してガラスを破り、気を失ったアミカスはくしゃくしゃになって床に落ち た。「ベラトリックスの言った意味がわかった」ハリーが言った。頭に血が上ってドクドク脈打って いた。 「本気になる必要があるんだ」

ハリー・ポッターと死の秘宝

ハリーの言葉からも、クルーシオには「本気の悪意」が必要であることがわかります

まとめ:クルーシオは苦痛を与える最も残酷な禁じられた呪文

クルーシオは、相手に耐え難い激痛を与える「許されざる呪文」の1つです

単なる攻撃魔法ではなく、「苦しませること」を目的としている点が最大の特徴でした

また、

  • ネビルの両親が正気を失った
  • ハーマイオニーが拷問を受けた
  • ハリーも使用した

など、多くの印象的なシーンにも関わっています

特に、「相手を本気で苦しめたいと思わなければ成功しない」という設定は、クルーシオの邪悪さを象徴していると言えるでしょう

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この記事を書いた人

ファンタジー作品や神話、伏線回収のある物語が好きで、つい世界観や元ネタを調べてしまうタイプです。
ただ、すぐ忘れてしまうので、ここでメモ代わりにわかりやすく整理しています。
作品解説をはじめ、神話や伝承、物語の元ネタ解説など、「気になることをすぐ知りたい!」という方に向けて、簡単に読める記事をお届けします。

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