- ホグワーツの寮ポイントの仕組み
- 誰が加点・減点できるのか
- 何をすると増減するのか
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』で実際に増減したポイント
- 寮ポイント制度が不公平と言われる理由

寮ポイントは授業態度や校則違反などで増減し、教授や監督生などが加点・減点を行います
この記事では、ホグワーツの寮ポイント制度の仕組みや、誰が加点・減点できるのか、実際のポイント変動や不公平と言われる理由をわかりやすく解説します
ホグワーツの寮ポイントとは?学年末に寮杯を競う制度
ホグワーツでは、各寮が1年間を通して「寮ポイント」を競い合っています


寮のポイントは、
- 授業での活躍
- 校則違反
- クィディッチの試合結果
- 学校への貢献
などによって増減し、学年末に最もポイントが高かった寮には「寮杯」が授与され、大広間も優勝した寮の色に飾り付けされます
マクゴナガル先生も新入生に対して、
「ホグワーツにいる間、皆さんのよい行いは、自分の属する寮の得点になりますし、反対に規則に違反した時は寮の減点になります。」
ハリー・ポッターと賢者の石
と説明していました
寮ポイントは誰が加点・減点できる?



寮ポイントを増減できるのは、基本的に以下の人物です
- 先生
- 監督生
- アンブリッジの尋問官親衛隊(5巻)
スネイプは、魔法薬学の授業でハリーに対して頻繁に減点していました
「ポッター、君の無礼な態度で、グリフィンドールは一点減点」
ハリー・ポッターと賢者の石
また監督生にも一定の権限があります
また、寮の点数は玄関ホールにある巨大な砂時計で管理されています



先生や監督生などが点数の増減を口にするだけで、 自動的に砂時計の量が変わります
各寮の砂時計には、
- グリフィンドール:ルビー
- スリザリン:エメラルド
- レイブンクロー:サファイア
- ハッフルパフ:ダイヤモンド
が入っており、加点されると宝石が下に落ち、減点されると上に戻る仕組みです
寮ポイントは何をすると増減する?
寮ポイントはさまざまな行動で増減します
主な例をまとめると以下の通りです
- 授業で活躍する
- 勇気ある行動をする
- クィディッチで活躍する
- 校則違反
- 夜中の外出
- 教授への反抗
ハーマイオニーは授業で優秀な回答をして加点された一方で、夜中に学校を歩き回ったハリーたちは大幅減点されました



そのため各寮はかなり本気で戦っており、先生たちまで熱くなる場面があります
スネイプ先生がスリザリン選手の反則を見逃したり、マクゴナガル先生が試合前に宿題を減らしたりする描写もありました
ハリー・ポッターと賢者の石で実際に増減したポイントと結果
ここでは「ハリー・ポッターと賢者の石」の作品内で描かれたポイントの増減について紹介します



まずは学年末までのポイント増減です
賢者の石でのポイント増減一覧
- ハリー:
魔法薬学の最初の授業で 先生に口答え
-1点(スネイプ) - ハリー:
魔法薬学の最初の授業で、 ネビルの間違いがハリーのせいにされた
-1点(スネイプ) - ハーマイオニー:
変身呪文を知っていた
加点(点数不明、マクゴナガル) - ハーマイオニー:
野生のトロールを探しに来たと言った
-5点(マクゴナガル) - ハリー:
トロールと対決した
+5点(マクゴナガル) - ロン:
トロールと対決した
+5点(マクゴナガル) - ハリー:
図書室の本を 校外に持ち出した
-5点(スネイプ) - ロン:
ドラコ・マルフォイから侮辱されてやり返した
-5点(スネイプ) - ハリー:
午前1時に天文台の塔に 上った
-50点(マクゴナガル) - ハーマイオニー:
午前1時に天文台の塔に 上った
-50点(マクゴナガル) - ネビル:
ハリーとハーマイオニーを探すため、寝室を抜け出した
-50点(マクゴナガル) - ドラコ:
真夜中にうろついていた(ハリーを捕まえるため)
-20点(マクゴナガル)
ハリーたちの1年目では、寮ポイントが何度も大きく動きました
ドラゴンのノーバートをチャーリーに引き渡すため、ハリーとハーマイオニーは夜中に天文台の塔へ向かい、その際にマクゴナガル先生から50点ずつ減点(合計100点減点)されました
また、その日は
- ドラコはハリーとハーマイオニーを捕らえるため
- ネビルはドラコが2人を捕まえようとしていることを2人に知らせるため
同様に夜中に抜け出し、マクゴナガル先生により減点(ネビル-50点、ドラコ-20点)されました
この事件で、グリフィンドールの生徒たちはハリーたちを責めるようになりました
学校で最も人気があり、賞賛の的だったハリーは、一夜にして突然、一番の嫌われ者になっていた。
ハリー・ポッターと賢者の石
そのまま学年末を迎えその時点での各寮のポイントは以下のようになっていました
- スリザリン:472点
- レイブンクロー:426点
- ハッフルパフ:352点
- グリフィンドール:312点
しかし学年末、ダンブルドア先生がハリーたちに大量加点を行います



加点内容は以下の通りです
- ロン:50点
最高のチェス・ゲームを見せた - ハーマイオニー:50点
火に囲まれながら、冷静な論理で対処 - ハリー:50点
完璧な精神力と並はずれた勇気 - ネビル:10点
友人に立ち向かう勇気を見せた
ダンブルドアによる加点により
- グリフィンドール:482点
- スリザリン:472点
となり、最終的にグリフィンドールは逆転優勝しました


寮ポイント制度は不公平?作中でも議論がある
寮ポイント制度は、作中でも「不公平では?」と言われることがありました
先生の価値観でポイントが決まることが多い
ホグワーツでは、先生によって加点・減点の基準がかなり違います
ハリーは、
- 口答え
- ネビルの失敗
- マルフォイへの反論
などで細かく減点する一方で、スリザリン生には甘い描写もあります
また5巻では、アンブリッジ先生が自分に反対する生徒を次々に減点していました
- 授業中にハリーがヴォルデモートの名前を出す
⇒-10点 - ハーマイオニーが自身の考えと異なる意見を言う
⇒-5点 - ハリーがヴォルデモート復活の話をしたインタビュー記事を見る
⇒-50点
さらにマクゴナガル先生ですら、アンブリッジの授業中に無駄に反論しないようハリーに注意したにも関わらず反論したハリーに対して「10点減点」しています
これにはハリーも
「僕はあの先生に罰則を受けているのに、どうしてマクゴナガル先生まで減点なさるんですか?」
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
と納得できず怒っていました
しかしその一方でスネイプがグリフィンドールから減点しようとした際には、マクゴナガル先生が現れ
「ポッターとその友人たちが、世間に対し『例のあの人』の復活を警告したことで、それぞれ五十点!」
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
このように、寮ポイントは先生個人の考え方にかなり左右されていました
賢者の石の「最後の大量得点」はずるい?
『ハリー・ポッターと賢者の石』のラストは、「ずるい」と言われることがあります
理由は、学年末パーティーでダンブルドア先生が大量加点を行い、グリフィンドールが逆転優勝したためです
特にスリザリン側から見ると、
- すでに優勝ムードだった
- ダンブルドアの個人的裁量が大きすぎる
- 最後に突然逆転された
ため、かなり複雑な状況でした
一方で、
- ヴォルデモートを止めた
- 賢者の石を守った
- 命がけだった
という功績を考えれば妥当という意見もあります
ドラコ・マルフォイは監督生と親衛隊の権限で不当に減点していた
5巻では、ドラコ・マルフォイがアンブリッジの「尋問官親衛隊」に参加します
本来、監督生同士は減点できませんが、ドラコは親衛隊の権限を使い、
- 「気に食わないから」
- 「反抗したから」
- 「シャツが出ているから」
などの理由で、監督生だったロンやハーマイオニーも含めグリフィンドール生を次々に減点していました
「そこでグレンジャー、新しい校長に対する無礼な態度で五点減点。マクミラン、僕に逆らったから五点。ポッター、おまえが気に食わないから五点。ウィーズリー、シャツがはみ出しているから、もう五点減点。ああ、そうだ。忘れていた。おまえは穢れた血だ、グレンジャー。だから十点減点」
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
と発言した場面もあります
このように、寮ポイント制度は権限を持つ人物次第でかなり偏ることもありました
まとめ:寮ポイントはホグワーツ生活を象徴する評価制度
ホグワーツの寮ポイント制度は、
- 授業
- 校則
- クィディッチ
- 勇気ある行動
などによって点数が増減する仕組みです
学年末には最も得点が高い寮に「寮杯」が与えられ、生徒たちは1年間を通して競い合います
一方で、
- スネイプ先生の減点
- アンブリッジの権力
- ダンブルドアの大量加点
など、不公平ではないかと議論される場面も多くありました









